令和6年能登半島地震 被災地への支援状況のご報告

令和6年能登半島地震 被災地への支援状況のご報告

令和6年能登半島地震 被災地支援
ご寄付をいただいた皆さま、ご関心をお持ちいただきました方へ

この度は、日本サステイナブル・レストラン協会の能登半島地震の支援活動ににつきまして、ご理解とご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。支援状況と今後の予定をご報告させていただきます。

支援金につきまして

本日1月13日現在、約50万円のご寄付をいただいており、ご支援いただきました皆様にあらためてお礼を申し上げます。寄付金の使途としまして、輪島市のSRAジャパン加盟店、「日本料理 富成」の冨成シェフが、炊き出しに加わっている複数の避難所にて、現地の農家さんや商店から、食材を購入するために使わせていただいています。冷蔵庫が使えない状態で、傷んでしまわないうちに食材を消費し、栄養のある食事を提供しつつ経済も回すことができていることから、富成シェフから、感謝のお言葉を何度もいただいております。皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。 

支援物資につきまして

支援物資につきましては、認定NPO法人AARジャパン 、認定NPO法人ピースプロジェクトと連携して活動しています。現地で炊き出しを行っているピースプロジェクトからの必要物資の生の情報をもとに、SRAジャパン加盟店や協力団体に物資の提供を募り、珠洲市と輪島市とにお届けすることが出来ました。物流は、ピースプロジェクトの支援者の方にトラックで直送していただきました。物資の内容は、パスタとパスタソースなどの食材、衛生用品や下着、毛布、水、カイロなどです。

炊き出し支援料理人の派遣について

ワールド・セントラル・キッチン(WCK) と連携し、輪島市の「日本料理 富成」の冨成シェフが関わっている、輪島市内の避難所の炊き出しへ、料理人を派遣いたします。連携先である、ワールド・セントラル・キッチン(World Central Kitchen; 略称: WCK 2010年 創立 本部 ワシントンD.C.)は、自然災害の発生に際して食事を提供するための非営利非政府組織です。避難所では、料理ができる方が限られており、被災者も調理に関わっていますが、交代できる人数が確保できず、十分に休むことも2次避難したくてもできない状況にある方もいらっしゃるそうです。また、避難所では、毎食300食以上の食事を調理するため、大量料理の経験や衛生管理など調理のプロが関わることが望ましいことから、料理人の派遣を決定いたしました。

炊き出しに関わる料理人のためのガイドラインおよび、避難生活の長期化に伴う栄養管理情報

食べる支援プロジェクト(たべぷろ)」(事務局:公益財団法人味の素ファンデーション)と連携し、被災地での炊き出しにおけるガイドライン、栄養士のアドバイスなどをご提供いただいています。また食材についても提供の支援をいただいており、珠洲市と輪島市の避難所へお届けできるよう手配をしております。

皆さま方からお寄せいただきましたご支援、寄付金は、このように被災地の方々に直接的にお届けしています。
今後も進捗状況をお知らせいたします。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

ご支援いただける方は、こちら からお知らせくださいますようお願いいたします。

 一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
代表理事 下田屋毅

*写真は、輪島市 日本料理 富成 様のインスタグラムからお借りしました