FOOD MADE GOOD 50 セルフ・アセスメント・ツール

このツールは、50のサステナビリティの重要項目を理解してレベルアップするのに役立ちます。

このツールを使用して、アフターコロナに正しく営業を再開する計画を練ることができます。

次のことを行うことができます。

✔ メニューを再構築することができる

✔ サステナビリティに配慮したより良い関係性を築くことができる
新しいサプライヤーを探すことができる

✔ サステナビリティのTo Doリストを作成することができる

✔ サステナビリティについて、幅広くより良い影響を与える方法を見つけることができる

✔ サステナビリティの成功事例を同僚、投資家、パートナー、顧客に宣伝することができる

日本サステイナブル・レストラン協会は、飲食・レストランが、将来に渡って
持続可能な状態になるようにサポートするために存在しています

Food Made Goodの50の質問

調 達

地産地消と旬の食材の推進

1. 自店で使用する肉は、すべて国産である

2. 地元産や旬の食材を積極的にメニューにとりいれている

3. 旬の食材を使用することで、季節ごとにメニューを変えている

4. 食材の原産地はすべて把握している

5. 少なくとも1軒以上は、地域の農業、漁業または生産者から食材を調達している

より多くの野菜とベターミートの提供

6.環境負荷の高い、牛肉や羊肉などの赤身肉を避け、より環境負荷の低い肉(豚肉、鶏肉、ジビエ等)を選んでいる

7. メニューの半分以上は野菜料理である

8. 85g以上の肉を使った料理の場合、肉の量を減らす対応もできるようにしている

9. 平飼いの鶏の卵を使用している

10. ヴィーガン対応のメニュー(1品以上)を提供している

水産資源や生態系の保全に配慮した魚介類の使用

11. IUCNレッドリストに記載されている絶滅の恐れのある魚介類の使用は避けている

12. 子持ちの魚を使用しないように、産卵期には魚のメニューを工夫している

13. 環境負荷の低い漁獲または生産方法と認証された魚介類のみを提供している

14. 魚のサステナビリティについてメニューに説明を入れている

15.特定の魚種の乱獲につながらないよう、提供する魚介類は、偏りが無いように、様々な種類を取り扱うように工夫している

世界の農家とサプライヤーの支援

16.コーヒー、紅茶、砂糖、チョコレートについては、生産者と直接取引をしているサプライヤーからのみ仕入れている

17. RSPO等の認証パーム油のみを使用している

18. フェアトレードやレインフォレストアライアンスなどの認証のコーヒー、紅茶、砂糖、チョコレートのみを使用している

19. サプライチェーンにおける、労働者の権利、労働慣行、環境の責任を果たしている方法で生産された農作物を仕入れている

20. 「責任ある大豆、大豆製品」を使用している

社 会

従業員の公平な評価・処遇

 21. すべての従業員に有給休暇や、研修(生産者訪問など)などの福利厚生が提供されている

22. 従業員の時間外労働に対して適正に時間外手当が支給されている

23. 同等の役職/役割には同額の報酬が支払われている

24. アルバイト含むすべての従業員と書面で労働契約が交わされている

25. スタッフからの苦情や意見を受け付ける仕組みがある

地域コミュニティへの支援

26. 障がいのある人も負担なく店を利用できるよう工夫をしている

27. チャリティーのための募金活動をしている

28. スタッフや店舗スペースを、必要に応じて、地域の方に無償で提供している

29.社会課題の解決についてどの程度実績があったか、測定し公開している

30. 差別のない、公正な採用選考を行なっている

健康的な食事の提供

31. 子ども向けに、2品以上の野菜料理を提供している

32. メニューにカロリー表示をしている

33. 「食べ放題」「飲み放題」のメニューがない

34. メインコース料理において、カロリー、脂肪、砂糖、塩分は、1日あたり推奨摂取量(RDI)の50%以下にしている

35. メニューにアレルギー表示をしている

環 境

エネルギー資源の有効利用

36. 100%自然エネルギー(再生可能エネルギー)を使用している

37.調理にガス以外の熱源(IHコンロや電気オーブン、炭火など)を使用している

38. 照明はすべて、LED電球を使用している

39. エネルギーと水の使用量は、削減目標を定めて測定している

40. エネルギーや水の使用量削減のための従業員研修を実施している

リデュース・リユース・リサイクルの推進

41. プラスチック製の、ストロー、カトラリー、マドラーなどを使用しない

42. 過剰包装、使い捨てプラスチック包装の食材、資材を購入することは極力さけている

43. ガラス、プラスチック、紙・ダンボールは、資源ごみとしてリサイクルしている

44.すべての廃棄物は、分別して正しく廃棄している

45.リユース可能なプラスチック製品か、堆肥化が可能な(生分解性)プラスチック製品のみを使用している

食料の無駄を削減

 

46. 食料廃棄の削減目標を設定し、廃棄物の量を測定している

47.生ごみは分別し、自店または、専門業者に委託してコンポスト(堆肥)化している

48. 発酵や漬物など、食材の保存方法を工夫し、食品廃棄物を減らすように努めている

49. 食べ切れない料理を持ち帰ることができるようにしている

50. 使いきれない食材は寄付している