未来のレシピコンテスト2025の第1回セミナー「プラントベースを学ぶ」を開催

未来のレシピコンテスト2025の第1回セミナー「プラントベースを学ぶ」を開催

2025年6月12日(木)、SRAジャパン主催の「未来のレシピコンテスト2025」に向けた第1回セミナー「プラントベースを学ぶ」が開催されました。本セミナーは、全3回で構成される「プラントベース/ベターミートマスタープログラム」の初回として実施され、サステナブルな料理人を志す30歳以下の方に向けて開催されました。

講師には、国内外で活躍する杉浦仁志シェフ(SRAジャパン プロジェクトアドバイザー)と、SRAジャパン代表理事の下田屋が登壇。会場となった辻調理師専門学校大阪校からオンラインでライブ配信され、全国から多数の方に参加いただきました。

セミナーでは、植物性と動物性食材が環境に与えるインパクトの違いなどについて、事例を交えながら解説。また、世界のレストランで進むプラントベースの潮流についても紹介されました。

このプログラムは、7月以降に開催される第2回・第3回のセミナーへと続きます。

▶︎詳細・お申し込みはこちら

https://foodmadegoodgennext2025.peatix.com/view

☑️ 応募対象

30歳以下の料理人・パティシエ・料理研究家・調理系の学生(高校・短大・大学・専門学校など)が対象です。調理師・製菓衛生師免許の有無は問いません。

東北大学にて開催された「美食地政学講座」に登壇しました

東北大学にて開催された「美食地政学講座」に登壇しました

2025年6月23日(月)、東北大学青葉山キャンパスにて開催された「美食地政学講座 第1回 おいしい未来のつくり方」に、SRAジャパン代表理事の下田屋が登壇いたしました。

本講座は、「おいしい」と「環境」そして「ビジネス」をより良い形で結びつける“美食地政学”という新たな概念のもと、サステナブルな食の未来を探ることを目的に開催されたものです。

当日は下田屋より、基調講演「サステイナブル・レストランが拓く未来 ~Food Made Goodの理念と日本での展開~」を実施。SRAジャパンが掲げるフードサステナビリティの3本柱「調達・社会・環境」に基づいた評価基準や、国内外での取り組み事例をご紹介し、来場された研究者、学生、飲食関係者の皆さまと“レストランから始めるサステナブルな未来”について考える機会となりました。

また、宮城大学 食産業学群 フードマネジメント学類 准教授・丹治朋子准教授による「美食地政学に基づくビジネスサプライチェーンの構築に向けて」、四季彩食いまむら 店主・今村正輝氏による「海や畑で見て、聞いて、感じたこと」と題したトークセッションも行われ、講演後には実際の料理を通じた“素材との対話”の時間も設けられました。

参加者の皆さまとの交流を通じて、食の未来に対する関心の高さと、美味しさとサステナビリティをつなぐ可能性の広がりを改めて実感いたしました。

🔗 美食地政学とは?
「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」プロジェクト
https://gastro-geopoli.com/gastro/

 

 

 



FMGフード・サステナビリティ講習を開催

FMGフード・サステナビリティ講習を開催

2025年6月17日(火)、SRAジャパン企業パートナーである石坂産業株式会社(埼玉県)にて、「FMGフード・サステナビリティ ベーシック&アドバンス講習」を実施いたしました。

当日は、飲食部門に関わるシェフ、畑の管理者、ショップスタッフ、施設案内担当者の皆さまにご参加いただきました。石坂産業は産業廃棄物処理業を主軸としながら、自然環境の再生をテーマにした体験型施設を運営。施設内では、無農薬野菜の栽培や地産食材を活かした食の提供など、循環型社会の実現に向けた取り組みが行われています。

午前の【ベーシック講習】では、「調達・社会・環境」の3つの観点から成るFood Made Goodのフレームワークを基礎知識として学んでいただきました。午後の【アドバンス講習】では、その知識を活かしながら、具体的な企画を考えるグループワークを実施。実際の現場で活かせる実践的な内容となり、活発な意見交換が行われました。

講習終了後は、アドバンス課題に2週間取り組んでいただき、提出・審査のうえ、合格者には資格証を授与いたします。

日頃からサステナビリティに真摯に向き合う石坂産業の皆さまと共に学びを深められたこと、SRAジャパン一同、心より感謝申し上げます。今後も、皆さまの現場での取り組みが、地域や社会へとポジティブな影響を広げていくことを願っております。

📣 FMGフード・サステナビリティ講習とは?
SRAジャパンでは、Food Made Goodのフレームワークを用い、飲食業・食関連事業者を対象とした実践的なサステナビリティ講習を提供しています。
詳しくはこちら ▶︎ https://foodmadegood.jp/sustainability-training-course/

🔗 石坂産業株式会社について
公式サイト ▶︎ https://ishizaka-group.co.jp/
施設紹介動画 ▶︎ https://youtu.be/ch–hGBSCeQ?feature=shared



 

 

 



【イベントレポート】レフェルヴェソンス「インパクトレポート2024」発表会に参加しました

【イベントレポート】レフェルヴェソンス「インパクトレポート2024」発表会に参加しました

2025年6月16日(月)、SRAジャパン理事であり、レフェルヴェソンスのエグゼクティブシェフを務める生江史伸氏による「インパクトレポート2024」発表記念イベントが開催されました。今回で3回目の発行となる本レポートは、レフェルヴェソンスが掲げる2030年のゴールに向けた取り組みと、その進捗状況を定量的に記録・分析・公開するものです。

「インパクトレポート」とは、企業や団体が自らの活動を通じて社会や環境に与えたポジティブな影響(=インパクト)を、数値などを用いて可視化し、共有するレポートです。近年、企業ではサステナビリティレポートに加えてインパクトレポートの発行が増えていますが、個人経営の飲食店でこれを継続的に行うのは、日本では非常に珍しい取り組みです。

ミシュラン三つ星とグリーンスターを同時に獲得し、2018年には「アジアのベストレストラン50」でサステナブルレストラン賞を受賞したレフェルヴェソンス。その取り組みは、「環境に配慮する」にとどまらず、「環境を再生する」リジェネラティブなレストランを目指すという、より先進的なものです。

今回発表された2024年版インパクトレポートでは、スタッフやサプライヤーとともに、エネルギー使用量や廃棄物削減、サステナブルな仕入れ比率など、具体的な数値目標と実績が細かく共有されています。アクションの進化とその裏側にある思いが詰まった内容です。

過去のレポートも公開中

2022年、2023年のインパクトレポートは、レフェルヴェソンス公式サイトにて閲覧可能です。2024年版も近日中にオンラインでの公開が予定されています。

▶︎レフェルヴェソンス公式サイト

 

 

 



【メディア出演のお知らせ】ポッドキャスト番組『井桁弘恵のお耳の社会科見学(#みみしゃか!!)』に代表下田屋が出演

【メディア出演のお知らせ】ポッドキャスト番組『井桁弘恵のお耳の社会科見学(#みみしゃか!!)』に代表下田屋が出演

2024年6月9日、一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)代表理事 下田屋が、ポッドキャスト番組『井桁弘恵のお耳の社会科見学(通称:#みみしゃか!!)』に出演いたしました。

今回のテーマは「レストランのサステナビリティ」。
番組内では、「なぜレストランからサステナブルな社会を目指すのか?」を切り口に、フードロス削減や地産地消、労働環境の整備、また、英国をはじめとする海外での先進事例も交えながら、多角的な視点から持続可能な飲食業のあり方についてお話ししました。

「サステナビリティ」という大きなテーマを、私たちの日常の行動、特に“食べること”を通して考えるきっかけとなる内容となっております。ぜひご視聴ください。

🎧 番組配信はこちら→ Spotifyで聴く