執筆者 Miu Inoue | 5月 31, 2020 | COVID-19, ボランティア, 食材の提供, 医療機関への貢献
今回のコロナ禍で多くの飲食店が営業の自粛や時短営業を余儀なくされ、厳しい状況が続いています。しかし、この状況下でも負けずにチャレンジを続けるレストランが多々あります。今回は当協会のファウンドメンバーであるレストランの対策と取り組みをご紹介します。
<第4弾>石神井公園フィリッポ(練馬区石神井公園)では、5月11日、18日、26日の3回にわたって『医療従事者応援プロジェクト~食の力でエールを送る~』という素晴らしい取り組みを練馬区の地域全体を巻き込んで行いました。
フィリッポのオーナーである岩澤氏が発起人となり、各団体に呼びかけ支援金を集め、練馬区の飲食店・農家だけでなくクリニック、サッカー団体、子供たちなど30以上の地域団体と協力し光が丘病院、順天堂大学病院、大泉生協病院にランチを届けました。
ここフィリッポは有名な練馬大根を始め練馬の食材をふんだんに使ったピザを焼くなどまさに『地産地消』を実践しているレストランです。
Food Made Goodのレーティング項目の1つ目にある『地産地消』はサステナブルなフードシステムを構築する上でも重要なキーワードとなっています。
店舗のある地域の生産者から購入することで地域の農業を支えることができ、ひいては地域経済・地域文化の保全・継承に貢献します。
また、フィリッポは、練馬、石神井公園という地域の名前なしでは語れないほど『地域とのつながり』を体現しているレストランです。
今回の医療従事者応援の取り組みは、レーティング項目の6番目『地域コミュニティへの支援』につながります。
レストランはコミュニティと のつながりを生み出す場であり、この意味におけるコミュニティとはシェフ、スタッフ、地元の住民、リピーター顧客の集まるコミュニティであると同時に最高の食材が集まる場でもあります。
コロナウィルス感染拡大の影響で人々の移動の制限や分断を余儀無くされる生活の中で、地域での繋がり、助け合いの大切さの価値が増しその重要性が顕在化しました。
今回のフィリッポの岩澤オーナーが立ち上げた医療従事者応援プロジェクトは、持続可能なフードシステムを構築する上でも、モデルとなる素晴らしい取り組みとなりました。
医療従事者応援プロジェクトについて詳しい紹介記事はこちら
『アフターコロナを生き残るには ある飲食店が仕掛けた地域創生のイノベーションとは』
フィリッポ公式Facebookページ:https://www.facebook.com/PizzeriaGtaliaDaFilippo
石神井公園テイクアウトマップInstagram:https://www.instagram.com/shakujii_takeout/
執筆者 Izumi Ohno | 5月 24, 2020 | COVID-19, Food-loss, テイクアウト, 食器の持参
今回のコロナ禍で多くの飲食店・レストランが営業の自粛や時短営業を余儀なくされ、厳しい状況が続いていいますが、この状況下でも負けずにチャレンジを続けるレストランが多々あります。今回は当協会のファウンドメンバーであるレストランの対策と取り組みをご紹介します。
<第3弾>サスティナブルキッチンROSY(東京都千代田区)では、4月1日よりランチとディナーともに完全休業をしていましたが、ゴールデンウイーク明けの5月12日(火曜日)より平日限定でランチBOXのテイクアウトと一部店内の利用を再開しました。
店舗では、テーブルなどのレイアウト変更を行い、入店制限、窓の開放、マスクと消毒の徹底を行っています。
また5月20日からUber Eats でサスティナブルランチBOXとヴィーガンランチBOXがデリバリーできるようになっています。(Uber Eats の検索で「ROSY」が出てくるエリアの方が対象になります)。今世界では、宅配弁当のプラスチックゴミが増えて問題になっていることも受けて、ROSYでは、テイクアウトBOXの容器は、プラスチックゴミを出さないよう、自然に土に還る環境配慮のものを使用、またテイクアウトドリンクのカップは、森林の環境保全に配慮したFSC認証のカップを使用、蓋はユーカリパルプを主原料として作られた紙製のものを使用しています。
また、店舗にMy弁当箱とMyボトルを持参すると環境配慮への還元サービスも提供しているとのことです。
同レストランではコロナ以前から、「未来をともに育てる」というミッションを掲げ「食べることは、生きること。」をキャッチフレーズにサステナビリティに配慮した料理の提供を行ってきています。
持続可能な食材調達として、契約農家のオーガニック野菜や抗生物質不使用のナチュラルポーク、平飼いの自然卵を使用、オーガニック・ビール・ワイン・ジュースなどの飲料の提供も行い、ステンレス製のストローの使用など海洋プラスチック問題へも配慮し、食べ残しや食品のゴミも活用できるよう、コンポストプログラムなども導入しています。
ROSYは、サステナビリティの専門家や関心が高い人達が集う場として、サスティナブルキッチンの名のとおり、サステナビリティの模範を示すように活動を行ってきています。
「未来をともに育てる食の提供を続けてまいります」というメッセージから美味しい価値にとどまらない食の未来を担う強い意志が伝わってきます。
サスティナブルキッチンROSYは様々なメディアで取り上げられています。
以下のビデオと記事からさらにROSYのサステナビリティに関する取り組みをご確認ください。
■ヒトサラマガジン で記事を読む: https://magazine.hitosara.com/article/1963/
■NEUT Magazine フードジャーナル連載「Fork and Pen #001」 記事を読む: http://neutmagazine.com/yae-fork-and-pen-1
サスティナブルキッチンROSYのFBページはこちら:https://www.facebook.com/Rosy%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC-2102889506595006/
【Sustainable Kitchen ROSY(サスティナブルキッチン ロージー)】
住所:東京都千代田区神田北乗物町11
電話番号:03-6262-9038
営業時間:平日11:30~15:00(LO14:30)
サスティナブルキッチンROSYの公式ホームページはこちら http://kitchenrosy.com/
執筆者 Yumiko Ijichi | 5月 23, 2020 | COVID-19, 料理教室
執筆者 Yumiko Ijichi | 5月 23, 2020 | COVID-19, テイクアウト
執筆者 Izumi Ohno | 5月 23, 2020 | COVID-19, 飲食店救済活動, 先払いシステム
Gigi(ジジ・福岡市)が運営する「さきめし」という行きつけのお店を先払いで応援するプロジェクトをサントリーが支援し、登録店舗の拡大が加速しています。
登録店舗は
❶一律飲食店への寄付の分配が受けられる(5月25日から5月31日の期間で受付)
❷「先払いチケット」購入時の手数料無償化による顧客の流入(5月25日から)
が見込めます。登録店舗は初期費用や月額料金は一切かかりません。
この手数料還元総額とサントリーの寄付額の総額が1億円に到達するまで実施予定だそうです。
※現状の予定となり変更となる可能性があります。
※無償化終了後は、従来のとおり、「先払いチケット」の購入手数料(金額の10%)をご負担いただきます
飲食営業許可および特定遊興飲食店営業(ナイトクラブ等)に属する店舗で
休業、テイクアウト、営業規模縮小などの営業状況を問わず、登録の対象となります。
認知度の高いサービスに登録することで未来の顧客との関係を作る動きに踏み出しましょう。
執筆者 Yukino Tomizuka | 5月 23, 2020 | COVID-19, 国・自治体, 飲食店救済活動
飲食店様向けに、新型コロナウイルス被害による国・地方自治体の補助金・助成金などの支援・融資関連がまとめられています。
補助金・助成金の申請の仕方が地域によって異なるため、分かりにくいと感じておられる方もいらっしゃるかと思います。
各地方自治体は47都道府県別になっていますので、参考にしていただければと思います。
詳細はこちら https://shokusai-life.com/loan-or-support-for-restaurant/
出典:食彩Life
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