会員レストランOdeスタッフの皆様とSRA-Jユースによる相互の学びの場

会員レストランOdeスタッフの皆様とSRA-Jユースによる相互の学びの場

概要

2020年7月27日(月)にSRA-Jユースは、ファウンダーメンバーであるOdeのスタッフの皆様とサステナビリティに関する勉強会を実施しました。この勉強会は、ソーシャルディスタンスを保ち、消毒等を行うなど新型コロナウイルスの感染症対策に配慮した形で行いました。

私たちSRA-Jは『日本の食の未来を担うシェフとレストランの皆様とともに食のサステナビリティの実現のため』に活動をはじめ、より良いサステナブルなフードシステム構築のためには現場の声に学び、現場と最新の情報/経験を共有していくべきだと考えています。

この勉強会は、Ode生井シェフのご厚意もあり、弟子である若い世代のスタッフが、同じ世代であるSRA-Jユースが考えるサステナビリティについて学ぶ機会を作りたいということで、双方向コミュニケーションの形を取った学びの場としての勉強会という形で実現されました。

詳細

第1回目となる今回は、SRA-Jユース部門の井上と大野がサステナビリティやフードロスに関心を持ちはじめた背景やその活動についてサステナビリティの概要としてお話しし、その中で出た意見や疑問について相互に意見を交わしました。参加されたOdeの若い世代のスタッフの方々からは

「サステナビリティについてフードロス以外の観点とレストランの関わりについて知ることで重要性を理解できた」

「他飲食店でのサステナビリティへの取り組みに関しての実践事例を知りたい」

「魚の乱獲について学びたい」

といったフィードバックをいただきました。
今後は、それらのフィードバックを活用させていただき、SRA-Jの発信や次回以降のセッションのテーマにしていくこと考えています。
関心が高いものにより焦点を当てて、セミナー形式のコミュニケーションをレストランの方々と柔軟に行っていきたいと考えています。

 

Odeのスタッフの皆様が、和気藹々とした場を作っていただいたおかげで、非常に濃密で有意義な時間を過ごすことができました。初回を終え、私たちも興奮しながら次の勉強会について考えはじめています。

記念すべき第1回目の勉強会に快く参加していただいたOdeのスタッフの皆様ありがとうございました。

今後について
このように日本サステイナブル・レストラン協会は、会員レストランの皆様と共に食の未来を築いていくために(現在はウェビナーを中心に)インタラクティブなセミナーを開いていくことを考えています。
ご興味のある飲食店・レストランの皆様は、どうぞ遠慮なくご連絡ください。

COVID-19 会員レストランの挑戦 第3弾

COVID-19 会員レストランの挑戦 第3弾

今回のコロナ禍で多くの飲食店・レストランが営業の自粛や時短営業を余儀なくされ、厳しい状況が続いていいますが、この状況下でも負けずにチャレンジを続けるレストランが多々あります。今回は当協会のファウンドメンバーであるレストランの対策と取り組みをご紹介します。

 

<第3弾>サスティナブルキッチンROSY(東京都千代田区)では、4月1日よりランチとディナーともに完全休業をしていましたが、ゴールデンウイーク明けの5月12日(火曜日)より平日限定でランチBOXのテイクアウトと一部店内の利用を再開しました。

店舗では、テーブルなどのレイアウト変更を行い、入店制限、窓の開放、マスクと消毒の徹底を行っています。

また5月20日からUber Eats でサスティナブルランチBOXとヴィーガンランチBOXがデリバリーできるようになっています。(Uber Eats の検索で「ROSY」が出てくるエリアの方が対象になります)。今世界では、宅配弁当のプラスチックゴミが増えて問題になっていることも受けて、ROSYでは、テイクアウトBOXの容器は、プラスチックゴミを出さないよう、自然に土に還る環境配慮のものを使用、またテイクアウトドリンクのカップは、森林の環境保全に配慮したFSC認証のカップを使用、蓋はユーカリパルプを主原料として作られた紙製のものを使用しています。

また、店舗にMy弁当箱とMyボトルを持参すると環境配慮への還元サービスも提供しているとのことです。

同レストランではコロナ以前から、「未来をともに育てる」というミッションを掲げ「食べることは、生きること。」をキャッチフレーズにサステナビリティに配慮した料理の提供を行ってきています。

持続可能な食材調達として、契約農家のオーガニック野菜や抗生物質不使用のナチュラルポーク、平飼いの自然卵を使用、オーガニック・ビール・ワイン・ジュースなどの飲料の提供も行い、ステンレス製のストローの使用など海洋プラスチック問題へも配慮し、食べ残しや食品のゴミも活用できるよう、コンポストプログラムなども導入しています。

ROSYは、サステナビリティの専門家や関心が高い人達が集う場として、サスティナブルキッチンの名のとおり、サステナビリティの模範を示すように活動を行ってきています。

「未来をともに育てる食の提供を続けてまいります」というメッセージから美味しい価値にとどまらない食の未来を担う強い意志が伝わってきます。

サスティナブルキッチンROSYは様々なメディアで取り上げられています。
以下のビデオと記事からさらにROSYのサステナビリティに関する取り組みをご確認ください。

 

 

■ヒトサラマガジン で記事を読む: https://magazine.hitosara.com/article/1963/

■NEUT Magazine フードジャーナル連載「Fork and Pen #001」 記事を読む: http://neutmagazine.com/yae-fork-and-pen-1

サスティナブルキッチンROSYのFBページはこちら:https://www.facebook.com/Rosy%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC-2102889506595006/

【Sustainable Kitchen ROSY(サスティナブルキッチン ロージー)】
住所:東京都千代田区神田北乗物町11
電話番号:03-6262-9038
営業時間:平日11:30~15:00(LO14:30)
サスティナブルキッチンROSYの公式ホームページはこちら http://kitchenrosy.com/

【営業状況を問わず対象】  先払いシステム「さきめし」をサントリーが1億円規模でサポート

【営業状況を問わず対象】 先払いシステム「さきめし」をサントリーが1億円規模でサポート

Gigi(ジジ・福岡市)が運営する「さきめし」という行きつけのお店を先払いで応援するプロジェクトをサントリーが支援し、登録店舗の拡大が加速しています。
登録店舗は
❶一律飲食店への寄付の分配が受けられる(5月25日から5月31日の期間で受付)
❷「先払いチケット」購入時の手数料無償化による顧客の流入(5月25日から)
が見込めます。登録店舗は初期費用や月額料金は一切かかりません。
この手数料還元総額とサントリーの寄付額の総額が1億円に到達するまで実施予定だそうです。
※現状の予定となり変更となる可能性があります。
※無償化終了後は、従来のとおり、「先払いチケット」の購入手数料(金額の10%)をご負担いただきます
飲食営業許可および特定遊興飲食店営業(ナイトクラブ等)に属する店舗で
休業、テイクアウト、営業規模縮小などの営業状況を問わず、登録の対象となります。
認知度の高いサービスに登録することで未来の顧客との関係を作る動きに踏み出しましょう。
登録の詳細はこちらでご確認ください。https://www.sakimeshi.com/teaser/
こちらの外部サイトもわかりやすく表現されています。https://news.infoseek.co.jp/article/ovo_O1450914/
「手が回らない!」持続化給付金の申請に対する支援がスタート

「手が回らない!」持続化給付金の申請に対する支援がスタート

favy・マネーフォワード・メリービズ3社が持続化給付金の申請支援をスタートさせました。

飲食店の持続化給付金申請に必要な会計データの入力業務の代行と、飲食店のクラウド活用をサポートし、飲食店が最小限の負担で持続化給付金の申請の効率化ができるよう支援するプロジェクトとのことです。

新規で利用する場合、以下の必要事項を満たせば会計データ入力代行費用をマネーフォワード社が負担します。

  1. ・favyのアカウント登録があること(無料登録で問題ありません)。
  2. ・マネーフォワードクラウドのビジネスプランもしくはスモールビジネスプランを新規ご契約(1ヶ月あたり2,980円~)。
  3. ・進行期・前期・(もしそこに含まれなければ)2019年1月以降の売上データがある(他社会計ソフト、Excelなどでの記録、税理士さんがデータを保有しているなど)。

 

詳しくはこちらの記事で確認し、今の店舗に必要かどうか検討しご利用ください。https://www.sankei.com/economy/news/200520/prl2005200580-n1.html

申し込みフォームはこちらURL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeTNvK2bHHwHqjzwlPG1R3qJrLBI4YI6rbprx3wxLBhDDIs4w/viewform

日本フードサービス協会より外食業の事業継続のためのガイドライン発表

日本フードサービス協会より外食業の事業継続のためのガイドライン発表

食業の事業継続のためのガイドラインとして日本フードサービス協会より5/15に新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(改正)に基づくガイドラインが掲載されました。

こちらのガイドラインでは営業再開時の店舗運営方法について短期的な対処法を具体的に確認できます。細かなガイドラインとなっておりますので感染予防と営業再開の参考にしましょう。
各店舗での状況は様々であることが予想されるため店舗での工夫が奨励されているようです。詳しくはこちらをご確認ください http://www.jfnet.or.jp/contents/safety/#
   また当日本サステイナブル・レストラン協会も英国の基準を参考に営業再開時の参考となるようにチェック項目「アフターコロナ、営業を再開する時に役立つチェック項目」を提供しています。是非こちらもご参考にしてください。不明点などは下記の連絡先にお問い合わせください。
 
これからも日本サステイナブル・レストラン協会は、飲食店に対して、サステイナブルな価値提供ができるように支援してまいります。