イベント・セミナー

本質的な「良さ」- 第10回ナショナル・レストラン・アワード サステナビリティ賞 受賞者決定

本質的な「良さ」- 第10回ナショナル・レストラン・アワード サステナビリティ賞 受賞者決定

*この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 今年で10年目を迎える英国のナショナル・レストラン・アワード(NRA)では、エストレラ・ダム(スペインのビール会社)がスポンサーを務めるサステナビリティ賞の受賞者を審査しています。NRAのサステナビリティ賞に関して、英国のサステナブル・レストラン協会(SRA)も協力しています。 過去10年の受賞者の中には、「The PIG:ザ・ピッグ」、「Grain...

西武グリーンマルシェでの紙パックリサイクル・アクションの実施について

西武グリーンマルシェでの紙パックリサイクル・アクションの実施について

紙パックのリサイクル回収率は現在40%未満。牛乳やジュースなどの飲料容器に使われている1リットルサイズの紙パック6枚分で、トイレットペーパーが1ロール作れるほど上質な素材であるにもかかわらず、その半分以上がリサイクルされていないという状況です。   そこで、持続可能なフードシステムの構築を目指す『日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)』は『全国牛乳容器環境協議会(容環協)』と協働で、7月15日(金)から8月14日(木)の期間中、SRA-J加盟店『PIZZERIA GTALIA DA...

紙パックリサイクルの実証実験を実施|兵庫県芦屋市のレポートと、今後の展開について

紙パックリサイクルの実証実験を実施|兵庫県芦屋市のレポートと、今後の展開について

2022年5月18日(水)から6月17日(金)の1ヶ月間、日本サステイナブル・レストラン協会はFOOD MADE GOODの評価項目にもある「リデュース・リユース・ リサイクルの推進」を推進するため、全国牛乳容器環境協議会 と協働で、飲食店や地域と連携した紙パックリサイクルの実証実験を、兵庫県芦屋市で実施いたしました。  プロジェクト背景...

サステナブル・シーフードを手に入れよう

サステナブル・シーフードを手に入れよう

*この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 最近行った調査では、英国人の40%が新しいタイプの魚介類は、レストランでしか試さないという結果が出ています。SRAのFood Made Goodのメンバーに参加することは、お客様が家庭では食べられないような地球環境に負担をかけない食事を提供するために、とても重要な役割を担っているのです。 しかし、魚介類は新しいものを紹介するだけでなく、時にはメニューに掲載するのをやめて、資源回復の機会を与える必要があります。Good Fish...

【メニュー紹介】フェアトレード「ミリオンアクションキャンペーン」2022

【メニュー紹介】フェアトレード「ミリオンアクションキャンペーン」2022

5月はフェアトレード月間。昨年に続き、フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催する「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」に、「世界の農家とサプライヤーの支援」をレーティングの指針の一つに掲げるSRA-Jも、企画協力しています。 本キャンペーンでは、フェアトレード関連のアクション数をカウントして、期間中に150万アクションを目指しています。 現在、キャンペーンに賛同してくださったSRA-J加盟店舗では、フェアトレードの食材を使った料理を提供しています。ここでは参加店舗と料理をご紹介!...

SRA-J加盟店「FARO」のシェフパティシエ 加藤峰子氏が、『ゴ・エ・ミヨ2022』“ベストパティシエ賞”を受賞

SRA-J加盟店「FARO」のシェフパティシエ 加藤峰子氏が、『ゴ・エ・ミヨ2022』“ベストパティシエ賞”を受賞

日本サステイナブル・レストラン協会の加盟店でもある、東京 銀座のイノベーティブイタリアンレストラン『FARO(ファロ)』。今回「FARO」のシェフパティシエ 加藤峰子氏が、パリ生まれのレストランガイドブック『ゴ・エ・ミヨ2022』(2022年3月16日発行)において、“ベストパティシエ賞”を受賞されました。...

フードサービス業は食品廃棄物問題にどのように向き合っているか

フードサービス業は食品廃棄物問題にどのように向き合っているか

参照:https://www.foodmadegood.org/how-foodservice-is-facing-up-to-the-food-waste-challenge/ 食料供給コストの高騰、食料不足や飢餓の増加、気候変動の原因となる食品廃棄による温室効果ガス排出量は10%を占めるようになり、食品廃棄を減らすための経済的、社会的、環境的意義はかつてないほど大きくなってきています。 英国の持続可能な資源利用を推進する慈善団体WRAP(Waste & Resources Action...

2022年版IPCC報告書を受けて – あなたにできること

2022年版IPCC報告書を受けて – あなたにできること

参照:英国サステイナブル・レストラン協会 エマ・キャロル・モンティル氏より 2021年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、IPCC第6次評価報告書の第1作業部会報告書(自然科学的根拠)を発表しました。...

【レポート】「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」を考える

【レポート】「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」を考える

2月16日(水)SRA-Jは、FOOD MADE GOODの評価項目にもある「プラントベース」と「食品ロス削減」をテーマに、トップシェフ2名にお話いただき、この日限りのスペシャル・ヴィーガンコースをお楽しみいただく「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」を主催しました。 植物由来の原材料から作られた食事「プラントベース」は、健康的であるだけでなく、動物由来の食材から作られた料理に対して環境負荷が低いことから、今世界的に注目されています。...

SRA 2021年の振り返り

SRA 2021年の振り返り

この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 2021年は、まるでジェットコースターのような1年でした。ロックダウンから始まったこの1年(英国)は、...

【2/16(水)開催】初のフォーハンズ・サステナブルダイニング「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」

【2/16(水)開催】初のフォーハンズ・サステナブルダイニング「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」

SRA-Jは2022年2月16日(水)、「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」を開催いたします。 今回の企画では、SRA-Jの持続可能性の評価項目にもある「プラントベース」と「食品ロス削減」をテーマに、トップシェフ2名にお話いただき、実際にシェフが腕を振るった、この日限りのスペシャル・ヴィーガンコースをお楽しみいただきます。...

【サステナブルコラム】「世界の農家とサプライヤーの支援」

【サステナブルコラム】「世界の農家とサプライヤーの支援」

皆さま、2020年は大変お世話になりました。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。 SRA-J YOUTHの冨塚由希乃がお届けしている「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。 さて、今回はSRAのサステナビリティにおけるフレームワーク「調達」の分野から。 開発途上国などにおいて生産者の人権や環境を守りながら、公正に取引された農産物などを調達する『世界の農家とサプライヤーの支援』を取り扱います。...

【サステナブルコラム】『ミシュランガイド東京2022』でグリーンスターを獲得した加盟店は?

【サステナブルコラム】『ミシュランガイド東京2022』でグリーンスターを獲得した加盟店は?

一年も終わりに近づいてきました。 この時期、多くのレストランや美食家たちが最も注目するのは、今年の『ミシュランガイド』にどんなレストランが選ばれたかということでしょう。 嬉しいことに、先日発表された『ミシュランガイド東京2022』において、SRA-J加盟レストラン2店舗がグリーンスターを獲得されました! 昨年からミシュランガイドは、「持続可能なガストロノミー」を最前線で実践する飲食店・レストランの取り組みにも光を当て、“真に献身的で革新的な慣行を行う施設”を「グリーンスター」として紹介しています。...

「食」の分野におけるCOP26の成果と課題

「食」の分野におけるCOP26の成果と課題

(画像元:https://ukcop26.org) この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋たものです。 先月イギリス・グラスゴーで開催された気候変動対策に関する最も重要な国際会議『COP26』は、いくつかの成果はあったものの、多くの課題を残したまま閉幕しました。    ・ブルーゾーンの議題に「食」はありましたか?  ...

【サステナブルコラム】「エネルギー資源の有効活用」

【サステナブルコラム】「エネルギー資源の有効活用」

こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。 今回のサステナブルコラムは、SRA-Jで位置付けているフレームワークの「環境」から。エネルギー効率を改善し、資源を節約し、環境を保護し、水の使用を管理して、コストを節約し環境影響を減らす「エネルギー資源の有効活用」をテーマにお届けします。...

【サステナブルコラム】「リデュース・リユース・リサイクルの推進」

【サステナブルコラム】「リデュース・リユース・リサイクルの推進」

こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。秋風の吹く、過ごしやすい季節になりました。 今回のサステナブルコラムは、SRA-Jで位置付けているフレームワークの「環境」から。廃棄物を減らし、埋立処理場をなくすために、適正な廃棄物の管理を行う「リデュース・リユース・リサイクルの推進」をテーマにお届けします。...

【プレスリリース】美味しく、かつ持続可能なガストロノミーの世界を創造するために。 ヴァローナと「スイート・ガストロノミー ガイドライン」を発表

【プレスリリース】美味しく、かつ持続可能なガストロノミーの世界を創造するために。 ヴァローナと「スイート・ガストロノミー ガイドライン」を発表

スイート・ガストロノミーは、人生において大きな楽しみのひとつですが、サステナビリティ(持続可能性)に関する課題を抱えています。しかし、実際にはどのような課題が存在し、その課題に対処するために具体的にどう取り組むべきなのか、などについてのガイドラインが今まで存在しませんでした。そこで、チョコレートブランドの「ヴァローナ」は、公式サステナビリティ・パートナーである「Food Made Good...

【サステナブルコラム】「地域コミュニティへの支援」

【サステナブルコラム】「地域コミュニティへの支援」

こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。 9月に入り、だんだんと涼しくなってきました。ただ、こまめに水分補給などの熱中症対策には引き続き気をつけていきましょう。 今回のサステナブルコラムは、SRA-Jで位置付けているフレームワークの「社会」から。地域社会、学校、チャリティ団体と協力して、あなたをサポートしてくれている人々をサポートする「地域コミュニティへの支援」をテーマにお届けします。...

【サステナブルコラム】「健康的な食事の提供」

【サステナブルコラム】「健康的な食事の提供」

こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。 今回のサステナブルコラムは、SRA-Jで位置付けているフレームワークの「社会」より、バランスの取れたメニュー、適当な量の食事、そして顧客のニーズに応える「健康的な食事の提供」を掘り下げます。 ぜひこのコラムを、ご友人との会話や、日常生活において、食のサステナビリティについて考えるきっかけにしていただければ幸いです。...