イベント・セミナー

【2/19開催】「映画『ゴースト・フリート』上映とサステナブルなシーフードについて考えるトークショー」@芦屋

【2/19開催】「映画『ゴースト・フリート』上映とサステナブルなシーフードについて考えるトークショー」@芦屋

”私たちが食べているシーフードは、実は奴隷が捕ったものかも知れない” 信じられないかも知れませんが、世界には現代奴隷と呼ばれる人たちが多くいます。水産大国タイには人身売買によって漁船で働かされている「海の奴隷」が数万人存在すると言われており、日本はそのタイからツナ缶やエビなどを輸入しています。私たちは知らず知らずのうちに、こうした違法な漁業(IUU漁業)によって水揚げされたシーフードを口にしている可能性があるのです。日本サステイナブル・レストラン協会では、FOOD MADE...

ストリートフードの鹿肉は、サステナビリティのゲームチェンジャーになりうるか?

ストリートフードの鹿肉は、サステナビリティのゲームチェンジャーになりうるか?

英国サステイナブル・レストラン協会 トム・タナー氏 元高級レストランのシェフ2人と猟師が、英国で最も利用されておらず、かつ最も環境に配慮されているお肉と屋台を手に入れたらどうなるでしょうか? 答えは、「サステナビリティ・アワード」です。SRAが審査する英国ストリートフードアワード2022のサステナビリティアワードの受賞者になりました。...

飲み物の注文方法を見直すべき時

飲み物の注文方法を見直すべき時

*この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 ワインが環境に与える影響は大きいです。土地の使用、発酵中に放出されるCO2、輸送や貯蔵に至るまで、コストがかかります。しかも、全世界で約730万ヘクタール(OIC, 2020年)という広大な規模であり、その影響はとても大きいです。 ワインは8000年前から存在しており、その起源はジョージアにあるため、ワインを飲む文化は無くしてしまっていいものではありません(無くしてしまう事もないでしょう!)。...

「飲食店・レストランのSDGsとは?」

「飲食店・レストランのSDGsとは?」

2023年1月18日(水)「飲食店・レストランのSDGsとは?」 と題して、福岡のリアル会場とオンラインでのハイブリッド・セミナーを開催いたしました。 昨今、グローバルな行動目標として国連が進める「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みの推進の重要性が叫ばれており、飲食・レストランでも認識され始めています。そして飲食店・レストランにおいても、食品ロスの削減や使い捨てプラスチックを使用しないことなど、様々な行動が開始されていますが、実際にどのように推進していけばよいのかお困りの方もいらっしゃるのではないかと思います。...

バック・トゥ・ザ・フューチャー。2023年「アジアのベストレストラン50」の開催地はシンガポールに決定

バック・トゥ・ザ・フューチャー。2023年「アジアのベストレストラン50」の開催地はシンガポールに決定

*この記事は世界のベスト 50 レストランを翻訳し抜粋したものです。 毎年恒例の「アジアのベストレストラン50」が3月28日にライオンシティ(シンガポール)に戻り、10周年を記念してユニークなダイニングプログラムが追加されました。 2013年3月、アジア大陸から期待されているシェフやレストラン関係者、豪華なグルメ、好奇心旺盛なフードライターがシンガポールに集まり、第1回「アジアのベストレストラン50」が開催されました。...

新年のご挨拶と2023年の活動について

新年のご挨拶と2023年の活動について

新年明けましておめでとうございます! 2022年は、コロナ禍からウイズコロナへと移行し、グローバルまた日本においてもコロナの制限が緩和され、海外からのインバウンド/訪日外国人旅行者が増加しました。そのような中、訪日外国人旅行者がヴィーガン食を含むサステナビリティの推進を実施している店舗を好む傾向があり、飲食店・レストランにおいてサステナビリティの推進をしている店舗が選ばれる状況へと変化してきています。皆さんの店舗での取り組みの重要性が理解されてきているのではないかと思います。  ...

香港のサステナビリティ推進レストランが表彰されました

香港のサステナビリティ推進レストランが表彰されました

*この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 昨年、11月29日に開催された第3回「Food Made Good香港アワード2022」では、半分がコインランドリーで、半分がカフェになっている環境に配慮した「コーヒー&ランドリー」と、使い捨て包装の撤去を使命とする「キン・フードホール」という食品販売店が受賞しました。 飲食業界における持続可能性に関する最も優れた取り組みやベストプラクティスを称えるこのイベントでは、Food Made Good...

アワビが「絶滅危惧種」に!今後、保護を求める動きが出る可能性も

アワビが「絶滅危惧種」に!今後、保護を求める動きが出る可能性も

各国の政府や環境団体などでつくる「国際自然保護連合」(IUCN)は世界の生き物の絶滅危険度を評価したレッドリストの最新版を昨年12月9日に公表しました。高級食材であるアワビですが、日本で採取される3種(クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ)を含む20種が絶滅危惧種に選定されました。日本で採取される3種は、近い将来に野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危機(EN)」と評価されており、3段階ある絶滅危惧種のランクのうち、2番目に深刻な評価となっています。主な要因に乱獲や密漁、気候変動や環境汚染などが挙げられています。...

養殖魚に対する不安を解消する

養殖魚に対する不安を解消する

参考記事:https://www.foodmadegood.org/conquer-your-fears-about-farmed-fish/ ロレイン・ギャラガー( Aquaculture Stewardship Council(水産養殖管理協議会)の英国とアイルランドの市場開発マネージャー) ASCとは、MSCのような天然の水産物だけでなく、養殖による水産物にも、MSCと同様に認証する仕組みがあります。「ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)」は養殖版の認証制度です。...

【レポート】第2回 「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2022」のハイライト

【レポート】第2回 「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2022」のハイライト

 2022年11月14日(月)、日本サステイナブル・レストラン協会は「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2022」を開催。表彰式は持続可能な社会づくりを目指して運営されている三菱地所の施設「3×3Lab Future」で行われました。オンラインとオフラインのハイブリッドで、SRA-J加盟レストランのなかから、2022年度模範となる成功事例を表彰しました。 FOOD MADE...

【プレスリリース】英国から日本へ、グローバルに広がる食の持続可能性 FOOD MADE GOODを推進したレストランを表彰

【プレスリリース】英国から日本へ、グローバルに広がる食の持続可能性 FOOD MADE GOODを推進したレストランを表彰

 2022年11月14日(月)、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅、以下:SRA-J)は、「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2022」を開催しました。英国のサステイナブル・レストラン協会の画一された食の持続可能性のフレームワークをもとに、取り組みを推進してきたSRA-J加盟レストランのなかから、2022年度の模範となる成功事例を表彰しました。   アワード概要  FOOD MADE...

【プレスリリース】持続可能なフードシステムを推進するレストランを表彰するアワード、11月14日(月)開催!

【プレスリリース】持続可能なフードシステムを推進するレストランを表彰するアワード、11月14日(月)開催!

  2022年11月14日(月)14時から、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅、以下:SRA-J)は、「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2022」を3×3 Lab Future(東京大手町)とオンライン配信のハイブリッドで開催。サステナビリティを推進してきたSRA-J加盟レストランのなかから、2022年度模範となる成功事例を、5つの部門において表彰します。 【開催背景】 Food Made Good...

10月16日は「世界食料デー」。「もったいない」の先を考えてみませんか?

10月16日は「世界食料デー」。「もったいない」の先を考えてみませんか?

10月16日は、国連が定めた世界の食料問題を考える日、「世界食料デー」です。世界人権宣言に明記されているように、「食料への権利」はすべての人が生まれながらに持っている権利です。10月は、10月16日の世界食料デーをきっかけに、飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1か月となっています。 ユニセフ(国連児童基金)、国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(国連WFP)、世界保健機関(WHO)が共同で発表した2022年版の『世界の食料安全保障と栄養の現状(原題:The State of...

30年先の農業の未来を考えた「みどりの食料システム戦略」とは?

30年先の農業の未来を考えた「みどりの食料システム戦略」とは?

現在、気候変動による異常気象、森林破壊、水資源の枯渇、農薬や化学肥料による土壌への悪影響、水産資源の減少、さらには海洋プラスチックなど、数多くの環境問題が発生しています。 このように地球環境が悪化している状況下で、EU、米国では食と生物多様性に関わる戦略が策定され、具体的な数値目標も提示しています。アメリカでは、2020年2月に、「農業イノベーションアジェンダ」を公表し、2030年までに食品ロスの50%削減、また2050年までの農業生産量の40%増加と環境フットプリント50%削減の同時達成などを目標に掲げています。...

グラウンズウェル:「リジェネラティブ農業」の事例を作る

グラウンズウェル:「リジェネラティブ農業」の事例を作る

  「リジェネラティブ農業」という言葉を耳にされたことはありますか? 海外では普及していっていますが、日本ではまだまだメジャーではないのが現状です。「リジェネラティブ農業」は、日本語で「環境再生型農業」とも呼ばれ、農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋げることを目指す農業を指しています。土壌が健康であればあるほど多くの炭素を吸収(隔離)するため、リジェネラティブ農業は気候変動を抑制するのに有用な手法だと考えられています。...

【プレスリリース】次世代の料理人たちが、食の未来を「問う」! 世界食料デーに向け、未来のレシピを考えるコンテスト

【プレスリリース】次世代の料理人たちが、食の未来を「問う」! 世界食料デーに向け、未来のレシピを考えるコンテスト

 2022年7月27日(水)から、世界食料デーの10月16日(土)にかけて、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅、以下:SRA-J)は、ミレニアル世代以下のシェフまたは、調理師専門学校の学生を対象に、「未来のレシピを考える」コンテスト「Creative Chefs Box 2030」をオンラインで開催します。...

本質的な「良さ」- 第10回ナショナル・レストラン・アワード サステナビリティ賞 受賞者決定

本質的な「良さ」- 第10回ナショナル・レストラン・アワード サステナビリティ賞 受賞者決定

*この記事は英国SRAのニュースを翻訳し抜粋したものです。 今年で10年目を迎える英国のナショナル・レストラン・アワード(NRA)では、エストレラ・ダム(スペインのビール会社)がスポンサーを務めるサステナビリティ賞の受賞者を審査しています。NRAのサステナビリティ賞に関して、英国のサステナブル・レストラン協会(SRA)も協力しています。 過去10年の受賞者の中には、「The PIG:ザ・ピッグ」、「Grain...

西武グリーンマルシェでの紙パックリサイクル・アクションの実施について

西武グリーンマルシェでの紙パックリサイクル・アクションの実施について

紙パックのリサイクル回収率は現在40%未満。牛乳やジュースなどの飲料容器に使われている1リットルサイズの紙パック6枚分で、トイレットペーパーが1ロール作れるほど上質な素材であるにもかかわらず、その半分以上がリサイクルされていないという状況です。   そこで、持続可能なフードシステムの構築を目指す『日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)』は『全国牛乳容器環境協議会(容環協)』と協働で、7月15日(金)から8月14日(木)の期間中、SRA-J加盟店『PIZZERIA GTALIA DA...

紙パックリサイクルの実証実験を実施|兵庫県芦屋市のレポートと、今後の展開について

紙パックリサイクルの実証実験を実施|兵庫県芦屋市のレポートと、今後の展開について

2022年5月18日(水)から6月17日(金)の1ヶ月間、日本サステイナブル・レストラン協会はFOOD MADE GOODの評価項目にもある「リデュース・リユース・ リサイクルの推進」を推進するため、全国牛乳容器環境協議会 と協働で、飲食店や地域と連携した紙パックリサイクルの実証実験を、兵庫県芦屋市で実施いたしました。  プロジェクト背景...