SRAから飲食店に向けたサステナブル・レポート発行

—外食産業の持続可能な未来への実践的指針を提示
キーワードは、「コミュニティ」「コラボレーション」「知恵の共有」

サステイナブル・レストラン協会(以下 SRA)の新レポート『Hospitality Rising: Global Challenges, Local Solutions』(ホスピタリティ・ライジング:グローバルな課題とローカルな解決策」は、世界中の飲食業によるベストプラクティスや創造的な取り組み事例を紹介。

2026年323日、ロンドン発:サスイテナブル・レストラン協会(SRA)は、新しいスタイルのグローバルなサステナビリティ・インサイトレポートを発表しました。

この「ホスピタリティ・ライジング:グローバル課題とローカルソリューション」と題された本レポートでは、業界を形づくる最新トレンドを取り上げるとともに、世界中の多様な飲食事業関係者による幅広いサステナビリティの取り組みを称えています。

SRAは、独自のサステナビリティ認証「FOOD MADE GOOD スタンダード」を通じて、43の国と地域にわたるレストラン、ホテル、バー、大学、ケータリング、カフェ、鉄道ネットワーク、空港ラウンジ、映画館など、さまざまな業態とつながっていることから豊富な最新の事例にアクセスしています。

この初の試みとなるレポートでは、こうした事例を集約することで、飲食業界のあらゆる分野において、大規模なものから小規模なものまで、実際に起きている変化を紹介しています。また、業界全体から、最も興味深く、創造的かつ効果的な取り組みを整理することで、業界が連携すべき重要課題を明確にし、今後進むべき方向性を提示しています。

SRAは本レポートの共有を通じて、実現可能な未来像を示し、すでに優れた取り組みを行っている飲食事業者を称え、飲食業界における創造性、リーダーシップ、実行力を可視化し、世界中の飲食関係者がこれらの実例を自社の取り組みに落とし込み、2026年以降の行動につなげるていただくことを目指しています。

 

グローバルな飲食業界は、世界が直面する多くの喫緊のサステナビリティ課題の最前線に立っています。気候変動の不安定化、食料システムの混乱、サプライチェーンの脆弱性に加え、進化し続けるESGへの期待、規制の不確実性、そして変化する消費者行動など、業界全体が前例のない圧力に直面しています。さらに、厳しい経済状況の中で事業継続を図る必要もあります。このような不安定な状況下において、「サステナビリティは今でも重要なのか」という問いがSRAには頻繁に寄せられています。しかし、本レポートで紹介されている事例が示す通り、サステナビリティは個々の企業および業界全体の長期的なレジリエンスを構築するうえで不可欠です。

また本レポートは、こうしたグローバルな課題に対する最も効果的な解決策は、地域ごとの特性に合わせて設計されたものであることを明らかにしています。全3部にわたる本レポートを通じて一貫しているテーマは、地域およびローカルレベルにおけるコミュニティ協働(コラボレーション)、知恵の共有。これらが、より強靭な業界を築くための最も有効な戦略であるという点を示唆しています。

最も困難な時代は、しばしば最大の変革の機会でもあります。今こそが重要な転換点です。サステナビリティを変革の指針として活用することで、現在そして未来に向けた、より豊かで新しい飲食産業の姿を実現することができるでしょう。

本レポートには、日本からは、SRAジャパン代表理事 下田屋 毅が有識者としてコメントを寄せる他、 Pizzeria gtalia da filippo 岩澤正和オーナーシェフが店舗での実践を紹介しています。

 

ぜひ、レポートをご覧いただき、行動のヒントをつかんでください。

レポート(英語版)は、サステイナブル・レストラン協会(英国)のウェブサイトから無料でダウンロードできます。

日本語版については、日本サステイナブル・レストラン協会にお問い合わせください。