WWFジャパンは、海の生きものや環境に迫っている危機を踏まえ、まずは週に1回、火曜日からサステナブル・シーフードを選ぼう!と呼びかける、「火サス」キャンペーンを、2021年4月20日(火)より開始。レーティングにおいて「水産資源に配慮した魚介類の使用」について評価しているSRA-Jも、本キャンペーンに後援いたします。

キャンペーンの開始に伴い、サステナブル・シーフードを知らない方でも楽しみながら理解を深められる新ショートムービー「おかしな定食屋」をWEBにて公開。「導入篇」から「ふつう定食篇」or「火サス定食篇」どちらかを選ぶことで、まったく別のサスペンス風ドラマをお楽しみいただくことができます。

 

タイトル:おかしな定食屋

公開期間:2021年4月20日(火)~7月19日(月)

また、WWFジャパンが定めるサステナブル・シーフードの基準を満たした、全国42店舗のレストランで、サステナブル・シーフードを用いた料理やキャンペーンオリジナルメニューが提供されます。

現在、漁獲される魚の3割強の種が獲りすぎとされ、狙った魚以外の魚やウミガメなど海の生きものを一緒に獲ってしまう「混獲」や、養殖でも餌の原料となる魚の乱獲問題や、周囲の海を汚染する等の状況が問題視されており、こうした海の生態系を取り巻く状況は、まさにサスペンス。危機的状況にあります。

これを解決するためには、水産資源の獲りすぎに注意し、海の環境を守って獲られた水産物や、環境と社会への影響を最小限に抑えた養殖場で育てられた水産物の普及が必要であり、こうしたサステナブル・シーフードのひとつの目印として、MSC、ASC認証があります。

WWFジャパンはキャンペーンに際し、MSC、ASC認証ラベルつきメニューの提供を含む「飲食業界持続可能な水産物の調達に向けての宣言」を作成。より多くのレストランがこの宣言に賛同してくれるよう求めています。

また、この宣言の基準を満たすレストランをキャンペーンサイトで紹介することで、消費者が外食を楽しむ際にも、まずは週に1回・火曜日からサステナブル・シーフードを選んでレストランの想いを応援してほしい、飲食業界全体に対するさらなる取り組みを消費者からも求めてほしい、と呼びかけています。

WWFジャパン公式Twitterアカウント(@WWFJapan)をフォローし、「火サス」に取り組むレストランへの応援や、サステナブル・シーフードを提供するレストランがもっと増えてほしい!という、メッセージをハッシュタグ「#火サス」とともにツイートすると、豪華賞品が当たるキャンペーンも。

詳細は下記の特設サイトよりご覧ください。

キャンペーンサイトURL:https://www.wwf.or.jp/campaign/kasasu/

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
担当者:樋口 実沙
E-Mail:info@foodmadegood.jp