「サステナブルなレストランとは、どのようなレストランなのか?」BEST50の考察
The Worlds 50 BEST https://www.theworlds50best.com/stories/News/what-makes-a-sustainable-restaurant.html (2026年6月10日公開)より
サステナブルなレストランの最も代表的な指標の一つであった「ミシュラン・グリーンスター」が廃止されたことを契機として、レストランのサステナビリティに関して考察された記事が、The Worlds 50 BEST にて公開されました。
記事の中で、サステイナブル・レストラン協会(SRA) が推進する、レストランのサステナビリティの基準「FOOD MADE GOODスタンダード」についても、詳しく紹介されました。SRAは、BEST50のサステナブル部門の審査を担当しています。
今後、飲食業でのサステナビリティに関する一層の説明責任と透明性が求められる理由を、とてもわかりやすい形で解説されていますので、ぜひThe Worlds 50 BEST をご一読ください。
「サステナブルなレストランとは、具体的にどのようなレストランなのか?」
近年、多くのレストランが地産地消や食品ロス削減、環境配慮型の調達などに取り組んでいます。しかし、その一方で、世界では「当店はサステナビリティを推進している」と主張するだけでは不十分な時代が始まっています。
特に欧州では、グリーンウォッシング(実態を伴わない環境配慮アピール)への規制が強化され、企業や飲食店には、自らの取り組みを客観的な根拠やデータによって示すことが求められるようになっています。
記事の中でジュリアン氏は、「曖昧で中身のないサステナビリティの主張が、過去のものとなる時代の幕開けを目の当たりにしている」と語っています。
サステナビリティは環境だけではない
SRAが開発した「FOOD MADE GOODスタンダード」は、レストランの持続可能性を評価するための国際的なフレームワークです。FOOD MADE GOODでは、サステナビリティを単なる環境問題として捉えません。
評価の対象となるのは、調達・環境・社会を柱とした項目。
調達は、地域や生産者との関係性、持続可能な食材調達、フェアトレード、環境に配慮された漁業、畜産を推奨することなど。社会は、従業員の正当な評価とウェルビーイング、ダイバーシティとインクルージョン、地域社会への貢献、健康的な食事を提供すること。環境は、環境フットプリントの削減、食品ロス削減、エネルギーや資源の管理、リデュース・リユース・リサイクルの推進など、多岐にわたります。
つまり、「人に良いこと」「地域に良いこと」「地球に良いこと」を総合的に実践しているかどうかが問われるのです。
サステナビリティに「完成」はない
記事の中で紹介されているドイツのレストラン Nobelhart & Schmutzig のオーナー、Billy Wagner 氏は、「サステナビリティとは常に変化し続けるもの」と語っています。
FOOD MADE GOODもそのような考え方を大切にしています。大切なのは完璧であることではありません。現状を把握し、課題を見つけ、一歩ずつ改善を積み重ねていくことです。だからこそFOOD MADE GOODは、「認証を取得して終わり」ではなく、継続的な改善を支援する仕組みとして設計され、成功体験を分かち合うコミュニティが形成されているのです。
FOOD MADE GOODスタンダードは、サステナビリティの現在地を知るためのツール
「自分たちの取り組みは、どこまで進んでいるのだろう?」
「他のレストランと比べて何が強みで、何が課題なのだろう?」
その問いの答えが見つかるのが、FOOD MADE GOODスタンダードです。世界中のレストランがとりいれているこの評価ツールは、自店の取り組みを可視化し、次のアクションにつなげるための実践的なフレームワークとして活用されています。
日本サステイナブル・レストラン協会では、FOOD MADE GOODスタンダートを通じて、日本の飲食業界のみなさまのサステナビリティの推進を支援しています。
FOOD MADE GOODスタンダートに関するお問い合わせ:info@foodmadegood.jp



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