インパクトレポート：サステイナブル・レストラン協会　2023年度の成果について

執筆者 SRA_Japan_staff | 1月 20, 2024 | FoodMadeGood, News, SDGs

2023年度はSRAにとって、とても大きな1年となりました！

今回、私たちが創出しました功績および私たちが最も評価した成果について、簡単ではございますが、以下にまとめてみました。

昨年はSRAにとっては大きな1年となり、FOOD MADE GOODスタンダードについて過去最大規模のアップデートを行いました。特に私たちが掲げる「飲食部門に特化した唯一のグローバルなサステイナビリティ・スタンダード」が、世界中のどの企業にとっても適切でアクセスしやすいものになったことは、私たちにとってもとても誇りに思えることです。

この新しいスタンダードはまったく新しいプラットフォームとともに発表されており、世界中の企業がこれらの手続きをよりシンプルにすることができ、さらに「英語」「日本語」「中国語」「スペイン語」の４か国語いずれかで自由にアクセスできるようになりました。現在グアマテラから台湾、南アフリカからアラブ首長国連邦、オーストラリアからペルー、そしてその間にある数多くの国々など、世界中からこの新しいビジネスに参画頂いております。新年にはこれらに関する素晴らしいビジネスの背景を紹介できる予定であり、今からとても待ち遠しいです。

またチームにとっても今年はとても大きな1年であり、特にパンデミック以前の規模を初めて超えることができた成長を遂げることができました。まず8月にアイルランド・フランス・香港・ベトナムのスタッフを含むチーム全員がロンドンに集結し、この貴重な機会を使って各自の価値観や目標などを再定義し合いました。そしてMadeline　Geach氏との対話を経て、各チームがそれぞれチームとして「私たちが何者であるのか？」「私たちがなにを目指しているのか？」それらを明確に表したマニフェスト、そして私たちが最も信頼している最新の職場環境情報を反映した「チームガイドブック」といった、各チームの方針を構築しました。

数字で見るSRAの2023年の功績：

・新たに１個のWEBサイトを立ち上げた。（Yoyoの手厚いサポートのお陰でこのサイトは名誉あるLOVIE賞を2つも受賞することができました！）

・世界的に適用されているFOOD MADE GOODスタンダードのために、新ユーザーが手続きのまでの認定プロセスをよりスムーズ化になるよう、新ユーザーにより優しいプラットフォーム（standard.foodmadegood.org）を1個、構築・提供をした。

・FOOD MADE GOODスタンダードは現在、「英語」「中国語」「日本語」「スペイン語」の4か国語に対応している。

・76の素晴らしい企業と5,762の店舗が現在、このFOOD MADE GOODスタンダードに取り組んでいる。

・2023年には50の企業が新たにこのFOOD MADE GOODスタンダードを取得し、現在47の企業が手続き中である。人類と地球のため、積極的に事業改善を約束した注目すべき新たな新規参画企業：丸亀製麵、Yo！Sushi社、Comptoir Libanais社、Dishoom社、Mandarin Oriental（香港）社など。

・このスタンダードは現在18か国に進出：イギリス・ウェールズ・スコットランド・アイルランド・アメリカ・ペルー・コロンビア・パナマ・グアマテラ・スペイン・アラブ首長国連邦・トルコ・南アフリカ・香港・日本・中国・インドネシア・オーストラリア

・イタリアのBoniviri社を迎え、現在、台湾・日本・アラブ首長国連邦・スペイン・イタリアの5か国をパートナーに持ち、このFOOD MADE GOODにおける使命を果たすべく、積極的に活動をしている。

・HSBC機関とのパートナーシップにより、4か国（イギリス/ロンドン・アラブ首長国連邦/ドバイ・シンガポール・香港）で8回のTeaching Kitchenプログラムを開催。合計700人以上がこのプログラムに参加をした。

・「World’s 50 Best」と「Time Out’s Bar World of Tomorrow」とのコラボレーションで世界的に大きなインパクトを与えることができた。

まず、「World’s 50 Best」では、8つの賞のラインナップに対し、全体で117の応募があり（2022年は88企業の増加）、ラテンアメリカのベストレストランをはじめとした30の店舗がトップを占め、その結果、新記録を樹立することができた。一方「Time Out’s Bar World of Tomorrow」では13都市で52のバーがノミネートされた。