フェアトレードミリオンアクションキャンペーン2023に参加しましょう!

フェアトレードミリオンアクションキャンペーン2023に参加しましょう!

日本サステイナブル・レストラン協会では、今年も5月にフェアトレードラベルジャパンのフェアトレード・ミリオンアクションキャンペーンに特別協力をしています。

このキャンペーンは、我々のサステナビリティの推進項目「世界の農家とサプライヤーの支援」に貢献することになります。是非キャンペーンへの参加を通じてこの項目への貢献を進めてください!

 【期間】 202351(月)531(水)

 【対象】
・フェアトレードの飲み物(コーヒー、紅茶、ハーブティー、ココア、ワイン等)のご提供や、フェアトレード食材(スパイス、オイル、ごま、砂糖、はちみつなど)をメニューにご利用いただける飲食店
・レストランやカフェ店舗のほか、ホテルやその他施設なども対象です。
※複数店舗をお持ちの企業様は、代表店舗1店、もしくは店舗ごとにご登録をお願いいたします。

 【掲載イメージ(昨年のサイト)】
 https://2022.fairtrade-campaign.com/partners/shop.html
※メニューとして提供している飲食店・レストランを本キャンペーンの特設サイトにてご紹介させていただきます。

 【登録】
キャンペーンへの登録は以下の申請フォームからお願いいたします。
申請フォーム https://pro.form-mailer.jp/fms/ec2ec567282542

【参加登録料】無料

【登録締切】
最終締切:2023513日(土)

※登録いただき次第、順次HPにて公開してまいります。
※締切以降のご登録も可能ですが、出来るだけ締切前にご登録ください。


【広報物】:フライヤー、ポスター、スイングPOP、カードPOP、卓上POPなど
イメージはキャンペーン公式サイトよりご覧いただけます。(データをダウンロードして是非印刷してお使いください)

海外からの輸入食材、例えば、コーヒー、紅茶、ハーブティー、ココア、ワイン等の飲み物、またはスパイス、オイル、ごま、砂糖、バナナ、チョコレートなどを使用している場合、もしかしたら自分達が知らないうちにその調達物が環境や人権への悪影響を与えている可能性もあります。フェアトレードに配慮している食材は、その海外の地域の生産者さんが環境や人権に配慮された環境で幸せに働くことができる方法がとられていますので、まず海外からの食材があるか確認して、フェアトレード配慮の商品をメニューに採用するとともに、本キャンペーンに参加してみましょう!

【メニュー紹介】フェアトレード「ミリオンアクションキャンペーン」2022

【メニュー紹介】フェアトレード「ミリオンアクションキャンペーン」2022

5月はフェアトレード月間。昨年に続き、フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催する「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」に、「世界の農家とサプライヤーの支援」をレーティングの指針の一つに掲げるSRA-Jも、企画協力しています。

本キャンペーンでは、フェアトレード関連のアクション数をカウントして、期間中に150万アクションを目指しています。

現在、キャンペーンに賛同してくださったSRA-J加盟店舗では、フェアトレードの食材を使った料理を提供しています。ここでは参加店舗と料理をご紹介!

ぜひ皆さんも、対象のメニューをオーダーして、「ミリオンアクションキャンペーン」に参加しませんか?

haishop cafe

神奈川県 横浜市中区海岸通5丁目25-3 アパホテル&リゾート横浜ベイタワー 1F

haishop caféはひと”と“地球”の未来を描くことをミッションにしたcafeです。信頼できる地元の生産者が作る安心で安全な食材を中心に麹を使ったヴィーガンサラダ、規格外野菜を使ったスープなどを使用したメニューを提供しています。

また、caféとしてだけではなく集いの場として地域コミュニティへの貢献のため、地産地消の食材を揃えたマーケットの開催。学生との共創の場として社会問題の解決に向けてのワークショップ開催。“haishopソーシャル映画祭”を開催し、社会問題解決への行動を起こすきっかけ作り。など社会問題の可決に向けて様々な角度から発信しています。

【フェアトレードメニュー】フェアトレードスパイスを使ったソイヴィーガンベーグルサンド税込990

豆腐をベースに玉ねぎ、ピクルスをソイマヨネーズ、フェアトレードスパイスで味付けしたタルタルが魅力です。

【フェアトレード食材】フェアトレード認証カレースパイス

OPPLA’! DA GTALIA

東京都練馬区関町北2丁目28−7 1F

 毎日新鮮な野菜を生産者から直接届けてもらい、生産者の顔や気持ちがわかる心のこもった食材を目で見て足を運び使用。武蔵野台地の風土日本の風土で世界に誇れる食材を厳選し生産者の背景をのせたピッツェリアを目指しています。

練馬区には農家が多く、江戸時代から続く練馬柿農家、荘埜園の白無花果、東松山・国分牧場の牛肉など、近くの埼玉県にもおいしい食材がたくさんあります。なるべく近隣の食材を生かしたピッツァを提供しています。

また子どもたちが日本の食と触れ合い、食の大切さを知る機会を作るために『こどもピッツァ体験教室』を行ったり、食だけでなく音楽文化を絶やさないために『酒場音楽』を店内で開催したり、老若男女多くの方々と関われるイベントも行い、食を通じたコミュニティを築いています。

【フェアトレードメニュー】黒毛和種 経産牛テールのローマ風煮込み リガトーニ/税込1540円

ローマの定番郷土料理 牛テールの煮込みをパスタソースに。牛テールは経産牛の物を使い味わい深く。たっぷり使用するスパイスはフェアトレード取引されている物を使用。

【フェアトレード食材】クローブ シナモン カカオパウダー

PIZZERIA GTALIA DA FIlLIPPO

東京都練馬区石神井町2丁目13−5

 

フィリッポは、地元の食材と人を大切にし、地元住民に愛される、東京都練馬区のピッツェリアです。地元の白石農園から頂くアスパラガスや練馬大根、東京苺の加藤さんの作る石神井を代表する苺、北海道の小麦の歴史を集結させてできた小麦など、全ての食材にたくさんのストーリーをのせてピッツァを作っています。

土を耕し、気候の変化と戦いながら、一生懸命作ってくれた食材を、その想いとともにお客様に届ける橋渡し役として、レストランは存在します。日本各地の優れた生産者に光が当たり100年後も練馬をはじめ日本各地で伝統食材が輝き生産者が笑顔で溢れていてほしい。

日本の生産者と食文化を守るために、共感しあう人たちと協力しながら、フィリッポは毎日元気に活動をしていきます。

【フェアトレードメニュー】フェアトレード食材を使った自家製レモンサルシッチャ/税込1000

カルダモンとレモンで夏にぴったり爽やかな味わいとなっております。

【フェアトレード食材】カルダモン

BOTTEGA BLU.

兵庫県芦屋市船戸町3-27 三番館ビル1F

体が喜ぶ自然派イタリアン!駅前なのに隠れ家的なお店、1度入ったらやみつきになるボッテガブルー。毎日食べたいホッとする料理を目指して日々奮闘中。

イタリア本場星付きリストランテ(グアルティエーロマルケージ、イルポエタコンタディーノなど)で修業し、全国イタリア料理コンクールで優勝、ジャーナリスト賞の2冠受賞した本格派のシェフが作りだす一皿一皿はとてもエレガント。対照的にお店の雰囲気はカジュアル、色々な年齢層方々に愛されています。

地産地消を意識して、環境にやさしく高品質な食材を調達し、お野菜、ワインもオーガニックにこだわって提供しております。

【フェアトレードメニュー】フェアトレードのバナナを使用したジェラート/税込660円 フェアトレードのスパイスティー/550円

バナナをそのまま食べている様なジェラートです。紅茶は、スパイスが効いた珍しい紅茶です。

【フェアトレード食材】バナナ、紅茶

トラットリア ケナル

岡山県真庭市蒜山上福田かじや515-4

「SDGs未来都市」に選定された岡山県真庭市。その真庭市の広大な牧草地が広がる自然豊かなリゾート地ー蒜山高原に生まれた『トラットリアケナル』。地元の酪農様から新鮮な乳製品や、地元の農家様から新鮮な季節野菜を調達。蒜山高原の魅力を一皿一皿に載せて、お客様へ蒜山高原ならではの美味しい料理を提供しています。

提供する料理は、日本サステイナブル・レストラン協会のサステナビリティ評価での3つ星を取得した『ボッテガブルー』大島シェフ監修のメニュー。大島シェフでしか創ることのできない表情豊かな逸品を、蒜山高原の食材と掛け合わせることで、相乗効果は無限大。 地域に根差し、「誰一人とりのこされない」持続可能を発信し続けるレストランを目指しています。

【フェアトレードメニュー】カフェラテ(ホット)/税込550円 珈琲(ホット)・紅茶(ホット)/税込500

レインフォレスト・アライアンス認証のドリンク加え、フェアトレード認証の砂糖を使っています。

【フェアトレード食材】マスコバド黒砂糖(フェアトレード)

【フェアトレード ミリオンアクションキャンペーンの概要】

日本全国でフェアトレード関連のアクション数をカウントして、期間中に150万アクションを目指します。

・目的:あまりフェアトレードを知らない/興味を持っていない20~40代への認知拡大および購買促進

・ 期間:2022年5月1日(日)~5月31日(火)

・ アクション対象:フェアトレード商品の販売数、イベント参加者数、SNSハッシュタグ数、メディア掲載数、寄付数など

・キャンペーンに参加するSRA-J加盟店舗:haishop cafe(神奈川県横浜市)BOTTEGA BLU.(兵庫県芦屋市)、トラットリア ケナル(岡山県蒜山)、SELVAGGIO(愛媛県松野町)、OPPLA’! DA GTALIA(東京都練馬区)、PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO(東京都練馬区)

 キャンペーン特設ウェブサイト: https://fairtrade-campaign.com/

【2/16(水)開催】初のフォーハンズ・サステナブルダイニング「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」

【2/16(水)開催】初のフォーハンズ・サステナブルダイニング「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」

SRA-Jは2022年2月16日(水)、「持続可能な食の未来 “Future Dining Table”」を開催いたします。

今回の企画では、SRA-Jの持続可能性の評価項目にもある「プラントベース」と「食品ロス削減」をテーマに、トップシェフ2名にお話いただき、実際にシェフが腕を振るった、この日限りのスペシャル・ヴィーガンコースをお楽しみいただきます。

「プラントベース」とは、植物由来の原材料から作られた食事のこと。
最近では健康的であるだけでなく、動物由来の食材から作られた料理に対して環境負荷が低いことから、今世界的に注目されています。また、本来食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は年間約621万トン。これは全世界の食糧援助量の約2倍にあたります。さらに世界の食料廃棄によって発生するCO2は米国と中国に次ぎ3番目に多く、気候変動の大きな原因なっています。

この企画は、ミシュランガイド一つ星とグリーンスターを獲得したイノベーティブイタリアンレストラン「FARO」エグゼクティブシェフの能田耕太郎氏と、「ONODERA GROUP」エグゼクティブシェフでSRA-Jのプロジェクト・アドバイザー・シェフでもある杉浦仁志氏をパネリストに迎え、食の背景にある環境的・社会的な課題意識と、それらに対するソリューションへの考え方をお聞きしながら、なぜ「プラントベース」の食事を提供しているのか、クリエイションの源泉について深掘りしていきます。

トークセッションの後は、パネリストのシェフ2名によるヴィーガン料理と、「FARO」のシェフパティシエ加藤峰子氏によるデザートをご堪能いただきます。食材は、生産者・レストラン・企業をつなぎ、規格外食材の利用を促進する「株式会社フードロスバンク」からもご提供いただきます。 

持続可能な食の未来を、シェフのトークと料理を味わいながら一緒に考えてみませんか?

【日時】2022年2月16日(水)11時開場/11時30分開演15時終了予定
【会場】「FARO(ファロ)」 (東京都中央区銀座8丁目8−3 東京銀座資生堂ビル10F)
【会費】¥18,000(税・サ込)
【メニュー】食材ロス削減をテーマにしたスペシャル・ヴィーガンコース+ノンアルコール・ペアリングドリンク

【タイムテーブル】
11:00 開場・受付
11:30 開演・SRA-Jについてのご紹介
11:40 能田シェフ・杉浦シェフによるトークショー
12:40 コラボレーションによるスペシャル・ヴィーガンコースのご提供
15:00 終了予定

【登壇者】
●「FARO」エグゼクティブシェフ 能田耕太郎氏
●「ONODERA GROUP」エグゼクティブシェフ 杉浦仁志氏
● 「一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会 」代表理事 下田屋毅

【こんな方におすすめ】
● 食のサステナビリティの重要性を理解したい方、実際に取り組みが知りたい方
● トップシェフのサステナブルな取り組みに関心がある方
● 「未来のレシピ」や「これからの美食」について、一緒に考えたい方

【定員】大好評につき満席となりました
【主催】一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会

【お申込み方法】下記のURLまたはからお申込みをお願いいたします。

 ※当日の様子を撮影することがございますのでご了承ください。
 ※相席にになることもございますのであらかじめご了承ください。

【登壇者プロフィール】
「FARO」エグゼクティブシェフ 能田耕太郎氏

愛媛県生まれ。1999年に渡伊。2007年までイタリアの名店で修業を積み、その後、現地でシェフとして活躍。2013年、「ノーマ」(コペンハーゲン)など最高峰の北欧料理店での研修を経て再びイタリアへ。自身が共同経営するローマの「bistrot64」では、ネオビストロのスタイルで人気を支える。2016年11月『ミシュランガイド・イタリア 2017』 にて二度目の一つ星を獲得。イタリア料理のシェフとして二度の評価を得るに至った初の日本人となる。2017年には「テイスト・ザ・ワールド(アブダビ)」の最終コンペティションにローマ代表として出場し優勝。「ファロ」では、風情や旬を大切にする日本文化の中、イタリアで培ってきたことを東京・銀座で発揮し、自身の感性とチーム力で“お客さまが楽しむレストラン”を創り上げていく。「ミシュランガイド・東京 2021」にて一つ星を獲得。「ミシュランガイド・東京2022」にてグリーンスターを獲得。

「ONODERA GROUP」エグゼクティブシェフ 杉浦仁志氏

大阪府生まれ。2009年に渡米し、料理業界のアカデミー賞とされる「ジェームス・ビアード」受賞シェフであるジョアキム・スプリチャル氏のもと、 LA・NYCのミシュラン星つきレストランで感性を磨き技術を習得。2014年から2年連続で、国連日本代表団レセプションパーティーにて日本代表シェフを務める。海外で培った国際的な食経験を通じ、日本におけるヴィーガン・プラントベース調理の第一人者として活躍。多数の受賞歴を持つ。現在は“Social Food Gastronomy”を提唱し、より多角的な視野から社会貢献とイノベーションを展開。2050年に向けた次世代のシェフモデルとして注目されている。SRA-Jプロジェクト・アドバイザー・シェフ。

 

【株式会社フードロスバンク】
フードロスバンクは、多くの人を繋げることにより、食品ロス削減から始まる環境改善を目指し2020年9月に設立されました。「多様性を尊重し・循環性があり・持続可能である事」この3つを軸に活動をしています。 サーキュラーチェインの中で誰も取り残されることなく、人や食物、生物の多様性を活かしながら、社会課題の解決と同時に地球を支える企業なども経済成長できるスキーム、また個々も一人の力を信じて参加できるモデルを目指し、未来のために地球人としての義務を果たしていきます。  
https://www.foodlossbank.com/

 

(この企画は、地球環境基金の助成金を受けて開催しております)

乾パンを有効活用するレシピコンテストの選考にSRA-Jが参加!

乾パンを有効活用するレシピコンテストの選考にSRA-Jが参加!

学校法人新渡戸(にとべ)文化学園は、備蓄していた賞味期限切れ間近の乾パンを利用したレシピコンテストを開催。食品ロス削減と意識啓発の教育活動を行いました。

そこでこの度、SRA-Jのサステナビリティ評価で2021年に3つ星を獲得した「haishop cafe」「KITCHEN MANE」「KIGI」を運営する株式会社 Innovation Designとともに、SRA-Jも選考に参加させていただきました。

レシピコンテストには、新渡戸文化学園に在籍する小学生から短大生、保護者や教員を含む幅広い層から80件以上の応募がありました。その一次選考を通過した20名のレシピをもとに新戸部キッチンで学園スタッフが調理した料理を、実際に試食しながら最終選考を実施しました。

当初の予定では最優秀レシピを横浜の「haishop cafe」でメニュー化する予定でしたが、クリエイティビティあふれる素晴らしいレシピがたくさん寄せられたことから、優秀作品を順次カフェで提供していくことになりました。以下優秀作品をご紹介いたします。

「メニュー化してほしい!賞」

・1位:かんたん乾パンラザニア(小学生)

・2位:マルゲリータピザ(高校生)

「映え映え スタイリッシュ賞」

・1位:カリカリッ&ジューシー トマトサラダ(中学生保護者)

・2位:抹茶ティラミス 〜新戸部文化のガーデンオマージュ〜(高校生)

「心もとろける スイーツ賞」

・1位:キャラメルキャンディティラミス(高校生)

・2位:オーブンレンジで簡単!カスタードタルト(高校生)

「心も満腹 グルメ賞」

・1位:乾パンであっさり ハムと小松菜とキノコのキッシュ(小学生保護者)

・2位:乾パンアラビアータ(教職員)

「乾パン大量消費できちゃう賞」

・1位:カリカリ乾パンフロランタン(短大生)

・2位:カリカリベーコンと乾パンのクラッカー(中学生)

「子どもも作れる!お手軽賞」

・1位:乾パンバナナ(小学生)

・2位:かんぱんおこし(小学生)

>新渡戸文化学園のプレスリリース・優秀作品の詳細はこちら

株式会社 Innovation Designは、新渡戸文化学園との共同プロジェクトで、食品ロスなどの社会課題に対して、子どもたちとともにポジティブに取り組んでいます。

それらの取り組みや、今回の優秀作品のメニュー提供についてはhaishop cafe」のインスタグラムで順次告知されますので、ぜひご注目ください!

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
担当者:樋口 実沙
E-Mail:info@foodmadegood.jp 

【サステナブルコラム】「より多くの野菜とベターミートの使用」

【サステナブルコラム】「より多くの野菜とベターミートの使用」

こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。

今月は項目の一つ、「より多くの野菜とベターミートの使用」をテーマに、野菜がメインとなるメニューの割合を増やして環境影響を減らし、アニマルウェルフェアに配慮した肉や乳製品を調達する重要性について考えてみたいと思います。

▼参照した資料はこちら

『少なくすることは、豊かになること〜グリーンピースの2050年ビジョン 肉・乳製品の生産と消費〜』 

 

この資料では、肉や乳製品が【気候・環境・人の健康】に及ぼす影響を、それぞれ分かりやすく説明されています。

近年、急速に様々なチェーン店やレストランでも「ヴィーガン」「ベジタリアン」という言葉を目にすることが多くなりました。

個人の感想としては、以前は動物愛護・動物開放の観点からヴィーガンになった方が多かったものの、最近は環境問題や人の健康という視点からも『動物のため』だけではなく『地球のため・我々のため』という目線からも考えて、菜食思考になる方が多い実感です。

サスティナブルレストラン加盟店にも、様々なヴィーガン・ベジタリアンメニューのあるお店が存在します。

現在肉や魚も食べている!と言う方も、一度レストランで食べたことによって、ヴィーガン料理のイメージが変わった、と言う声が多いです。

だからと言ってもちろん、今までのライフスタイルをすぐに全部変えるということは難しいですが、健康面の観点でも、栄養価の高く脂肪分の少ないジビエに変えてみたり、普段よりも野菜を多く盛り付けてみたりなど、少しずつできるアクションはたくさんあると感じています。

また、今年の2月から3月にかけては、【グリーンチャレンジ3000】という、プラントベース(菜食)の料理の写真を投稿するキャンペーンアクションがあり、企画に賛同したSRA-Jも、加盟店が考案したプラントベースのレシピを投稿し、参加させていただきました。また、一般の方からも沢山の料理の投稿が集まりました。

そして、今月14日の月曜日には、まさにこちらのテーマを掘り下げたウェビナーが開催予定です。

参加対象者は「Food Made Goodアンバサダー」の方、SRA-Jメンバー、そして過去のイベント参加者のみの限定開催です。どうぞお見逃しなく!