こんにちは、SRA-J YOUTHの冨塚由希乃です。この「サステナブルコラム」シリーズは、SRA-Jが飲食店に実施しているレーティングの指標の10項目に基づきお届けします。

今月は項目の一つ、「より多くの野菜とベターミートの使用」をテーマに、野菜がメインとなるメニューの割合を増やして環境影響を減らし、アニマルウェルフェアに配慮した肉や乳製品を調達する重要性について考えてみたいと思います。

▼参照した資料はこちら

『少なくすることは、豊かになること〜グリーンピースの2050年ビジョン 肉・乳製品の生産と消費〜』 

 

この資料では、肉や乳製品が【気候・環境・人の健康】に及ぼす影響を、それぞれ分かりやすく説明されています。

近年、急速に様々なチェーン店やレストランでも「ヴィーガン」「ベジタリアン」という言葉を目にすることが多くなりました。

個人の感想としては、以前は動物愛護・動物開放の観点からヴィーガンになった方が多かったものの、最近は環境問題や人の健康という視点からも『動物のため』だけではなく『地球のため・我々のため』という目線からも考えて、菜食思考になる方が多い実感です。

サスティナブルレストラン加盟店にも、様々なヴィーガン・ベジタリアンメニューのあるお店が存在します。

現在肉や魚も食べている!と言う方も、一度レストランで食べたことによって、ヴィーガン料理のイメージが変わった、と言う声が多いです。

だからと言ってもちろん、今までのライフスタイルをすぐに全部変えるということは難しいですが、健康面の観点でも、栄養価の高く脂肪分の少ないジビエに変えてみたり、普段よりも野菜を多く盛り付けてみたりなど、少しずつできるアクションはたくさんあると感じています。

また、今年の2月から3月にかけては、【グリーンチャレンジ3000】という、プラントベース(菜食)の料理の写真を投稿するキャンペーンアクションがあり、企画に賛同したSRA-Jも、加盟店が考案したプラントベースのレシピを投稿し、参加させていただきました。また、一般の方からも沢山の料理の投稿が集まりました。

そして、今月14日の月曜日には、まさにこちらのテーマを掘り下げたウェビナーが開催予定です。

参加対象者は「Food Made Goodアンバサダー」の方、SRA-Jメンバー、そして過去のイベント参加者のみの限定開催です。どうぞお見逃しなく!