2025年6月16日(月)、SRAジャパン理事であり、レフェルヴェソンスのエグゼクティブシェフを務める生江史伸氏による「インパクトレポート2024」発表記念イベントが開催されました。今回で3回目の発行となる本レポートは、レフェルヴェソンスが掲げる2030年のゴールに向けた取り組みと、その進捗状況を定量的に記録・分析・公開するものです。

「インパクトレポート」とは、企業や団体が自らの活動を通じて社会や環境に与えたポジティブな影響(=インパクト)を、数値などを用いて可視化し、共有するレポートです。近年、企業ではサステナビリティレポートに加えてインパクトレポートの発行が増えていますが、個人経営の飲食店でこれを継続的に行うのは、日本では非常に珍しい取り組みです。

ミシュラン三つ星とグリーンスターを同時に獲得し、2018年には「アジアのベストレストラン50」でサステナブルレストラン賞を受賞したレフェルヴェソンス。その取り組みは、「環境に配慮する」にとどまらず、「環境を再生する」リジェネラティブなレストランを目指すという、より先進的なものです。

今回発表された2024年版インパクトレポートでは、スタッフやサプライヤーとともに、エネルギー使用量や廃棄物削減、サステナブルな仕入れ比率など、具体的な数値目標と実績が細かく共有されています。アクションの進化とその裏側にある思いが詰まった内容です。

過去のレポートも公開中

2022年、2023年のインパクトレポートは、レフェルヴェソンス公式サイトにて閲覧可能です。2024年版も近日中にオンラインでの公開が予定されています。

▶︎レフェルヴェソンス公式サイト