2025年6月23日(月)、東北大学青葉山キャンパスにて開催された「美食地政学講座 第1回 おいしい未来のつくり方」に、SRAジャパン代表理事の下田屋が登壇いたしました。

本講座は、「おいしい」と「環境」そして「ビジネス」をより良い形で結びつける“美食地政学”という新たな概念のもと、サステナブルな食の未来を探ることを目的に開催されたものです。

当日は下田屋より、基調講演「サステイナブル・レストランが拓く未来 ~Food Made Goodの理念と日本での展開~」を実施。SRAジャパンが掲げるフードサステナビリティの3本柱「調達・社会・環境」に基づいた評価基準や、国内外での取り組み事例をご紹介し、来場された研究者、学生、飲食関係者の皆さまと“レストランから始めるサステナブルな未来”について考える機会となりました。

また、宮城大学 食産業学群 フードマネジメント学類 准教授・丹治朋子准教授による「美食地政学に基づくビジネスサプライチェーンの構築に向けて」、四季彩食いまむら 店主・今村正輝氏による「海や畑で見て、聞いて、感じたこと」と題したトークセッションも行われ、講演後には実際の料理を通じた“素材との対話”の時間も設けられました。

参加者の皆さまとの交流を通じて、食の未来に対する関心の高さと、美味しさとサステナビリティをつなぐ可能性の広がりを改めて実感いたしました。

🔗 美食地政学とは?
「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」プロジェクト
https://gastro-geopoli.com/gastro/