執筆者 Miu Inoue | 7月 17, 2020 | Events , News
一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)は、延期となって おりましたローンチイベントを7月27日にオンラインにて開催する運びとなりましたので、改めてご案内申し上げます。
サステイナブル・レストラン協会は、レストラン/飲食店、生産者、サプライヤー、消費者とともに世界のフードシステムをサステイナブルに変えることを使命とし、2010年に英国ロンドンにて発足しました。現在英国を中心に約1万 店舗の会員(レストラン/飲食店)が食のサステイナビリティを向上させる取り組みを行っています。
日本においては 2018年にSRA-Jを設立し、サステイナブルなフードシステムの構築に貢献するためのプログラム(FoodMade- Good/サステイナビリティに関するレーティング等)の実施に向け、準備を進めて参りました。 世界を取り巻くフードシステムにおける環境汚染や人権問題等の課題が日々深刻さを増すなか、私たちはレスラ ン/飲食店がサステイナビリティのリーダーシップを取ることで、フードシステム全体を持続可能にする循環が生まれると考えています。
コロナ禍を経て、私たちはこれまでとは違う新たな日常が待ち受けています。食のあり方、レス トランの社会的文化的役割、人間が食を通じてもたらす様々な影響についても考えさせられたという人も多く、今後、食のサステナビリティへの追求はますます加速すると考えられます。ぜひ、この機会に当協会の取り組みをご覧 いただければ幸甚です。なお、新型コロナウイルス感染予防のためオンラインでの実施となり、3月に予定していた 内容を変更しての開催となりますことをご了承ください。
イベント概要
日時:2020年7月27日(月)15:00~16:00(ZOOMでの開催となります) 内容 ▶ サステイナブル・レストラン協会の紹介(代表理事下田屋毅) ▶ 英サステイナブル・レストラン協会/Food Made Good Global サイモン・ヘップナーのビデオメッセージ ▶ アドバイザリーボードの紹介 ▶ アドバイザリーボード、生江史伸シェフ(L’Effervescence )の挨拶 ▶ FoodMadeGoodの紹介 ▶ 会員レストラン紹介:BOTTEGA BLUE(兵庫)、サステナブルキッチンRosy(東京)、伊勢すえよし(東京)、里山transit(千葉)、御料理 茅乃舎(福岡)、BELLA PORTO(大阪)、ピッツェリア・ジターリア・ダ・フィリッポ(東京)、Ode(東京)、くろぎ(東京)、BLUE GLOBE Tokyo (東京)他 お申込み Peatixからお申込みをお願いいたします。https://foodmadegoodjapan20200727.peatix.com/view 会費 無料 お問合せ先 info@foodmadegood.jp 御協力団体 パタゴニア プロビジョンズ、特定非営利活動法人 フェアトレード・ラベル・ジャパン、株式会社 office3.11、株式会社ポケットマルシェ、一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会、株式会社サティスファクトリー、スフィード合同会社、一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC)
チケットお申し込みはこちらhttps://foodmadegoodjapan20200727.peatix.com/view
執筆者 Miu Inoue | 7月 6, 2020 | Events
FOOD MADE GOOD 香港が手掛けるサステナビリティ・パビロンがNatural Organic Asia2020に出店します。FOOD MADE GOOD香港は、グローバルに展開するイギリス発祥のサステイナブル・レストラン協会の1支部で、飲食業を始めとするフードサービス業界のよりサステナブルな運営を促進することをミッションとして掲げています。既にFOOD MADE GOOD香港の会員となっているファウンダーメンバーには、ArcaneやHenry、Petrusといった一流レストランや、こだわりのコーヒーを提供するカフェFineprint、オーガニックマーケットを展開するSpiceBoxなど、様々な形態のレストラン、企業が参加しています。
サステナビリティ・パビロンでは、環境に配慮した調理方法をデモンストレーションしながら、料理や食品サービスに関連したサステナブルな食事と飲み物を紹介していきます。シェフ、レストラン、 スーパーマーケットや飲食業界に関連するバイヤーの方々を招待し、サステナブルな食を味わえる機会を提供します。
FOOD MADE GOOD 香港代表のHeidi SpurrellがNOA(Natural and Organic Asia )の9月1日に行われるオープニングセッションのモデレーターを務めます。是非お越しください。
会場:香港 湾仔 香港コンベンション&エキシビジョンセンター 5階ホール
日程:2020年9月1日(火)11:00-18:30、2日(水)11:00-18:30、3日(木)11:00-17:00
サステナビリティ・パビロンについて詳しくはこちらhttps://docs.google.com/presentation/d/1S58j7G0GT_AZ3-Wx9K996JBmIb_2opraiNHl02iqJ5c/edit#slide=id.p1
Natural and Organic Asiaについて詳しくはこちらhttps://www.naturalandorganicasia.com/
オンライン先行申し込みはこちら(受付2020年8月14日まで)https://noa2020.expo-onlinereg.com/
オリジナル記事(英語版)はこちらhttps://foodmadegood.hk/food-made-good-sustainability-pavilion-at-natural-and-organic-asia-2020/
執筆者 Miu Inoue | 6月 15, 2020 | テイクアウト , COVID-19 , 食材の提供
新型コロナウィルスの影響で新たにテイクアウトを始めた飲食店は多いですが、気温上昇や梅雨入りで衛生面においてテイクアウトのリスクは高まってきています。テイクアウトにおいて、食中毒対策としてどんな店を、どこまで気をつけるべきでしょうか。
今後、食中毒などの被害を出さないためにも、メニューの提供方法を変えたり、客にきめ細かな対応を求めることが大切です。千葉のあるイタリア料理店では、コロナ禍で始めた総菜のテイクアウトを予約注文のみとし、客の来店時間に合わせて調理しています。大阪市中央区の繁華街にある居酒屋は5月の連休明けからテークアウト販売を始めましたが、看板メニューのローストビーフは対象から外しました。
また、飲食店側がどれだけ気をつけてもお客さんの手に渡った後、その料理がどのような保存状態に置かれるかを把握することは難しいため、お客さんにも衛生面の配慮を呼びかける必要があります。北海道旭川市の飲食店を応援するサイト「旭川テイクアウトマルシェ」は5月下旬、食中毒予防のポイントをイラスト付きで書いたメッセージカードを作成し「寄り道せず早めに食べよう」と消費者に対しても注意喚起を行っています。
ただ、どうすれば、より安心・安全な食事を提供できるのでしょうか。 食材販売のanemosu(東京・渋谷)が事務局を担う「STOP食中毒キャンペーン」は、注意点をまとめたチラシをサイトで公開しました。
また、同サイトでは、安心・安全なテイクアウト のためのチェックリストも公開されています。「ご飯は容器に詰めてから蓋はせず放冷する」「調味料でしっかりと味付けした料理はリスクが低い」「肉や魚は中心温度が75度で1分間以上加熱する」など、調理段階で気をつけるべきポイントが細かくまとめられています。
食材が傷みやすい暑い夏がやってくる前に、是非一度こちらのサイト を参考に、調理・販売方法を見直してみてはいかがでしょうか。
参考記事:「夏の持ち帰り、食中毒防げ 「新常態」で飲食店奔走」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60335270T10C20A6MM0000/ 参考サイト:「飲食店のお弁当やテイクアウトの安全のために」http://www.bento-takeout.jp/
執筆者 Miu Inoue | 6月 7, 2020 | COVID-19 , 国・自治体 , テイクアウト
国土交通省は、2020年6月5日新型コロナウイルスで影響を受ける飲食店等を支援するための緊急措置として、テラス席やテイクアウトなどの路上営業に対する道路占有料を一定条件のもと免除する緊急措置を実施することを発表しました。
今回の緊急措置は、地方公共団体や関係団体と地域住民や団体が一体となって取り組む沿道飲食店の路上利用を対象に占有許可条件を緩和するもので、その際の占有料を免除するものです。
この取組により、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等によるテイクアウトやテラス営業のための路上利用について、地方公共団体等(地元関係者の協議会、地方公共団体が支援する民間団体など)が一括して占用許可の申請をすると、道路占用の許可基準が緩和されます。個別店舗ごとの申請はできませんが、地方公共団体に対しても同様に取り組んでもらえるよう要請しています。
期間は2020年11月30日までを予定しており、道路の構造や交通に著しい支障を及ぼさず、以下の条件のもとで営業する取り組みに対しての支援策となるようです。 (2020年12月1日以降の沿道飲食店等の路上利用については、上記期間中の実施状況等を踏まえて検討されるとのことです)
① 新型コロナウイルス感染症対策のための暫定的な営業であること ② 「3密」の回避や「新しい生活様式」の定着に対応すること ③ テイクアウト、テラス営業等のための仮設施設の設置であること ④ 施設付近の清掃等にご協力すること
※道路の構造又は交通に著しい支障を及ぼさない場所とは・・・ ・歩道上においては、交通量が多い場所は3.5m以上、その他の場所は2m以上の 歩行空間の確保が必要。 ・ 沿道店舗前の道路にも設置可能。
国土交通省HP: https://www.mlit.go.jp/ 国土交通省報道発表資料:https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001324.html https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/senyo/covid/02.pdf
執筆者 Miu Inoue | 6月 7, 2020 | COVID-19 , 食材の提供 , アフターコロナ , 飲食店救済活動 , テイクアウト
株式会社ぐるなびが、農林水産省「令和2年度国産農林水産物等販売促進緊急対策事業 品目横断的販売促進緊急対策事業」の一環として、新型コロナウイルスの影響を受ける全国の生産者・卸等と飲食店の販路多角化支援を目的に、2020年7月上旬に飲食店向け国産食材ECサイト「ぐるなびFOODMOLL~Farm to Restaurant to Table~(以下、ぐるなびFOODMALL)」をオープンしました。7月中旬のサイトオープンに先駆けて5月29日(金)より飲食店の先行登録を開始しています。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う訪日外国人の減少や輸出の停滞等により、国産農林水産物の在庫の滞留、価格の低下が顕著となっています。また緊急事態宣言の発出による外出自粛により、飲食店は通常営業が困難となり、厳しい経営状況におかれました。
ぐるなびFOODMALLでは、和牛肉、マグロ類、ホタテガイ、ブリ類、マダイ、フグ類、 ウナギ、メロン、マンゴー、いちご、リーフ茶などを対象とし(対象品目は随時追加)、生産者・卸等は商品を出品。飲食店は出品者の通常販売価格の半額で購入が可能となります。
・サイトオープン :7月上旬予定・登録開始日 :2020年5月29日(金)・登録用URL :https://foodmall.gnavi.co.jp/pr/ ・参加対象者 :全国の生産者・卸等と飲食店 ※事前登録が必要となります・飲食店参加条件: テイクアウト・デリバリー・キッチンカーでの販売等に取り組まれる、または、新商品(新メニュー)を開発してデリバリー等 で販売頂ける飲食店の方などが対象。 ※詳細は先行登録用サイトの登録規約よりご確認ください・販売対象品目 : 和牛肉、マグロ類、ホタテガイ、ブリ類、マダイ、フグ類、ウナギ、メロン、マンゴー、いちご、リーフ茶などの食材および、テイクアウト・デリバリー用の包装資材。 ※対象品目は随時追加します・販売の流れ : ①生産者・卸等が商品情報をぐるなびへ提供 ②ぐるなびがサイト上に商品を掲載・告知 ③飲食店は、希望する商品をサイトから購入(その価格は通常の販売価格の半額になっています) ④生産者・卸等が飲食店へ商品を発送 ⑤農林水産省が半額分の金額を補助 ⑥ぐるなびが生産者・卸等へ売上金をお振込み・メリット : ①生産者・卸等 在庫の滞留や価格の低下等に直面する農林水産物の販路拡大。 ②飲食店 通常販売価格の半額で購入が可能。テイクアウト・デリバリー等の販売に役立てる。
ぐるなびへの会員の登録が必要となりますが、食材だけでなく、テイクアウト用の包装資材等も半額で購入できるので、是非一度登録してみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらから ぐるなびFOODMALLサイト:https://foodmall.gnavi.co.jp/pr/
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