飲食店から紙パックのリサイクルを広げるプロジェクト 「Food Made Good紙パック50アクション」

飲食店から紙パックのリサイクルを広げるプロジェクト 「Food Made Good紙パック50アクション」

リサイクル率を現状の40%から、50%達成を目指して!

飲食店から紙パックのリサイクルを広げるプロジェクト

「Food Made Good紙パック50アクション」

7月31日より開催

日本サステイナブル・レストラン協会 加盟店10店舗が参加!

一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会(本社:東京都渋谷区、代表理事:下田屋 毅、以下SRAジャパン)が、全国牛乳容器環境協議会(以下 容環協)と共催で、2023年731日(月)から830日(水)までの間、紙パックを通じて、持続可能な社会づくりに貢献するため、飲食店を中心とした紙パックのリサイクルを広げるプロジェクト「Food Made Good紙パック50アクション」を実施いたします。

Food Made Good紙パック50アクション 概要

Food Made Good紙パック50アクション」は、紙パックを通じて、持続可能な社会づくりに貢献するため、飲食店で燃えるゴミとして捨てられてしまうことが多い紙パックを、優良な資源であると認識していただく啓発活動、および、紙パックの回収、およびその定着へ結び付けた活動を行うものです。上質な資源である紙パックのリサイクル率を、現状の40%から50%にひき上げることで、CO2を削減し、資源循環を増やすことを長期的な目標とし、プロジェクト実施期間に、飲食店が地域のハブとなり、実際に回収を行い、継続的な回収につながる調査、支援体制を確立させることを目指します。 

 

開催概要

プロジェクト名称     :「Food Made Good紙パック50アクション」
開催期間           2023731日(月)から830日(水)
実施エリア:兵庫県芦屋市、大阪府東大阪市、東京都練馬区・千代田区、神奈川県厚木市・茅ヶ崎市、愛知県名古屋市)

Food Made Good紙パック50アクション 実施飲食店一覧

兵庫県芦屋市

ボッデガブルー

兵庫県芦屋市

BAR芦屋日記

大阪府東大阪市

お野菜料理 ふれんちん

東京都千代田区

サンス・エ・サヴール

神奈川県厚木市

フィーコディンディア

神奈川県茅ヶ崎市

ル・ニコ・ア・オーミナミ

愛知県名古屋市

ビストロ イナシュヴェ

プロジェクト開始に先立ち、イベントで紙パックの回収およびリサイクルについてのアンケートを実施

Food Made Good紙パック50アクション」に先立ち、東京都練馬区で開催されましたイベント、「PLAY!高架下」に、SRAジャパンが出展し、紙パックの回収と、紙パックのリサイクルに関するアンケートを実施しました。

 

Food Made Good紙パック50アクション」@PLAY!高架下

開催日時:202378日(土)10時から15

開催場所:西武鉄道池袋線 石神井公園駅と大泉学園駅間の高架下

『高架下の小さな広場』 (石神井公園駅から徒歩約7)

イベント主催:株式会社西武リアルティソリューションズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:齊藤 朝秀)

プロジェクト期間中にも、回収イベントを実施

Food Made Good紙パック50アクション」開催期間中の820日(日)は、ル・ニコ・ア・オーミナミ(神奈川県茅ヶ崎市)におきまして、「ル・ニコの夏祭り」が開催されます。「ル・ニコの夏祭り」では、少し昭和のノスタルジーを感じるいろんな露店、ル・ニコやその他ご協力いただく近隣の飲食店の協力による様々なジャンルのお料理をリーズナブルにお楽しみいただける、1日限りのフードコートが出現します。世代を問わず、たくさんの人達に楽しんでいただけるお祭りです。こちらの会場で、飲食店、また一般の方からの紙パックの持ち込みを受け付けています。

 

ル・ニコの夏祭り

開催日時:2023820日(日)1130分から2130

会場:ル・ニコ・ア・オーミナミ(神奈川県茅ヶ崎市柳島2-9-17

紙パックの持ち込みについて:洗って開いて乾かした紙パック6枚(6L分)と、トイレットペーパー1個を交換いたします。会場の回収ボックスの担当にお声がけの上、回収ボックスに紙パックを入れてください。

主催:ル・ニコ・ア・オーミナミ

紙パック回収協力:SRAジャパン

参加飲食店は、Food Made Goodアワード2023にノミネート

Food Made Good紙パック50アクション」参加店舗は、Food Made Good Awardsの特別賞「ベストリサイクル賞」にノミネートされます。

Food Made Good Awardsとは、サステナビリティを推進してきたSRAジャパン加盟レストランの成功を祝い、継続的な変化を求めることを目的として実施します。飲食産業の持続可能性を向上させるためのリーダーシップ、イニシアチブと革新的なアイデアを表彰します。

 

開催概要

開催日時:20231120日(月)

アワードの種類:大賞 / 部門賞 調達・社会・環境 / ベストリサイクル賞、他

エントリー対象:SRAジャパン加盟レストラン(20237月現在50店舗)

全国牛乳容器環境協議会について

全国乳容器環境協議会(略称:容環協))は、紙パックのリサイクルを促進している事業者団体で、乳業メーカーや紙パックメーカー、再生紙メーカー、古紙問屋、業界団体など約140社・組織から構成されている組織です。

容環協の取組内容

  1. 紙パックリサイクルの現状把握、ステークホルダーとのコミュニケーション
  2. 回収率向上のための啓発
  3. 紙パックの回収・再生インフラの整備支援
  4. 次世代を担う子どもたちの環境マインド向上
  5. 活動への理解促進、活動の公表と評価

【問い合わせ】 info@yokankyo.jp

「FoodMadeGood紙パック50アクション」について

【お問い合わせ】

一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会 info@foodmadegood.jp 

 プレスリリースダウンロード

千年農業をめざす「ちとせアグリベース」八ヶ岳を訪問して

千年農業をめざす「ちとせアグリベース」八ヶ岳を訪問して

日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)では、生産者の現場で飲食店レストラン・企業パートナー様と共に学びあう機会とつながりを大切にしています。今回は、農業と畜産業におけるサステナブルな取り組みについて理解を深めるため、2023711日(火)にSRAジャパン加盟店のザ・キャピトルホテル東急の、「オールディダイニングORIGAMI」「日本料理 水簾」、企業パートナーのニッコー株式会社、その他、関係・ご支援をいただいている会社の方々とともに、長野県茅野市八ヶ岳の麓で農業と畜産業を運営するちとせグループの「ちとせアグリベース」を訪問いたしました。

訪問先のちとせアグリベース代表の三本さんより、世界のバイオ企業である「ちとせグループの概要」、全国の農業畜産大学の総本山・八ヶ岳中央農業実践大学校との連携と共に2023年4月29日(土)に開業された「ちとせアグリベース」の概要をご説明頂いた後、農場と畜産場をまわりながら解説頂きました。

ちとせグループは微生物をはじめ生き物の力を活用したバイオテクノロジーの可能性を追求することで、医薬品、食品、化学品、農業、エネルギーなど、化石資源を基点に構築されている産業構造において、光合成を基点に組み上げ、循環型の社会に近づけるための研究開発・事業開発を行っています。特に、藻類培養においては、陸上植物と比較し、オイル収量・タンパク質収量に優れ、かつCO2削減に貢献することから、スーパーフード及びバイオ燃料として期待されています。
農業分野については、2015年からマレーシアにおいて、いちごやトマトなどの栽培をはじめておられます。

日本においても、千年先まで生き物たちが豊かに暮らせる「千年農業」を実践・確立すべく、今回訪問した八ヶ岳アグリベースが試験場基地としてはじまりました。経済合理性を成立させながら、技術を社会に展開し、千年農業を実践できる人材を輩出することも目的としておられます。

森林を含む約260haを誇る広大な敷地内にある、①農園エリア ②放牧畜産エリア ③飼育エリア・加工所・直売所 ④新型堆肥化プラント 計4か所の一部を視察しました。

出典:ちとせグループ

 

① 農園エリア
将来的には農業体験エリアとなる15haの一部・9haの農園では、標高高低差100mもあり肥料が上流から下流に流れる難しさもありながら、さつまいも・ブロッコリー・コーン・じゃがいも・すいかが植えられていました。日本における定義があいまいな部分も多い「オーガニック」にはこだわらず、収量を優先し、現時点では化学肥料にも一部頼らざるを得ないこともあるとのことでした。ただし、除草剤は使用せず、草の菌を活用した緑肥や園内からでる牛糞たい肥を基本利用しています。

写真:奥:標高高低差 左:マルチを利用した直播コーン 右:マルチ無し

  • ② 放牧畜産エリア

放牧乳牛と放牧養鶏を拝見しました。(養豚場は山間部にあり視察不可)

放牧乳牛は、ホルスタイン60頭、ジャージーが10頭、今は贅沢にも2種類ミックスの牛乳を直売所で販売。視察時は、2歳ぐらいまでの若い牛たちが、放牧に慣れてもらうためのトレーニング中とのことで、ゆったりと過ごしていました。エサ代などが高騰している関係で、採算が合わず牛一頭1000円の価値にしかならない現状や課題も伺いました。

放牧養鶏エリアでは、山梨県甲斐市の山懐・黒富士農場さんの飼養技術等を用い、共同で産業動物福祉を念頭においた持続可能な放牧養鶏を実践されていらっしゃいます。1万羽のボリスブラウン(鶏の品種)が、定期的に外に出られる仕組み、地元廃材を利用した発酵飼料を使用しているなどの説明を伺いました。

また、卵の集積及び管理所の仕組みも工夫があり、直売所で無洗卵も購入することができます。無洗卵は産み落とされてから洗われていないものを指します。産卵直後の殻には、クチクラ層という層があり、孵化するまでの間、細菌の進入を防ぐ役割があります。一般的な卵は、洗浄とともにクチクラ層も失われてしまいます。無洗卵の場合は、本来のバリア機能が備わっているため、一般の卵より日持ちします。一方で、衛生管理は必要となります。

③飼育エリア・加工所・直売所 

飼育エリアでは、ヤギ・ポニーなどがおり観光農場の雰囲気で、訪れたファミリーやリピーターさんにとって看板娘・息子のような役割になっているとのこと。将来、農園における除草の役割としてヤギの活用は検討するそうです。

近くには、搾りたて牛乳を活用した牛乳・チーズ・ヨーグルト・アイスクリームを製造する工房と販売する直売所、青々とした芝生広場もあり、高原らしいさわやかな風が訪れた人を癒してくれます。

工房においては、現在のところ、稼働すると採算が合わない課題をかかえています。例えば、牛乳1本製造するには500/1ℓかかりますが、現状275/1ℓで販売。7-10%はジャージー乳が入るため破格の値段で提供、これまでのファンを考慮され、お値段据え置きでやっておられます。

上段が無洗卵

④ 新型堆肥化プラント

 最後に、循環型農業を牽引する姿勢のひとつとして、新型堆肥化プラント「ちとせバイオマス変換プラント」の設置エリア。校内の飼育動物から回収される糞尿やもみ殻を有機肥料として加工。特徴的な樽型デザインや、内部のバイオマス変換の状態をリアルタイムで表示する仕掛けもあり、可視化が難しい微生物の世界の一部が分かりやすく展示されています。

今回訪問させていただき、農業と畜産業における高齢化をはじめ慣行農法と飼育の限界と課題について、微生物をはじめ生命の相互扶助作用を活用し、コントロールからマネージメントの概念を用いた循環型環境社会へと導く技術と人材の開発を、経済性の両立と共に進められる点において、日本の農業を支えてくださる会社の一つであり、今後も引き続き皆様と共に訪問し、サステナビリティの理解を深めてまいりたいと考えております。

今回の視察に際し、ちとせグループ様、またちとせアグリベース代表の三本さん、徳竹さんをはじめ関係者の皆様のご準備、ご対応に心から感謝申し上げます。

2023年5月フェアトレード・ミリオン・アクション・キャンペーン参加店舗&メニュー紹介

2023年5月フェアトレード・ミリオン・アクション・キャンペーン参加店舗&メニュー紹介

毎年5月はフェアトレード月間。今年もフェアトレード・ラベル・ジャパンが主催する「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」に、「世界の農家とサプライヤーの支援」をレーティングの指針の一つに掲げる日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)も企画協力し、加盟店の中から22店舗が参加しました。

本キャンペーンでは、フェアトレード関連のアクション数をカウントして、期間中に今年は昨年を上回る200万アクションを目指し、見事達成しました。※207万1,837アクションを達成し、207万1,837円をフェアトレード・インターナショナルのメンバー組織である中南米生産者ネットワークCLACを通して、途上国の生産者組合へ寄付金として届けることになりました!https://fairtrade-campaign.com/news/202302103.html

【SRAジャパン参加店舗】
SRAジャパンからの加盟店舗22店舗は以下になります。
https://fairtrade-campaign.com/partners/shop.html

1.トラットリアケナル(岡山県真庭市)フェアトレードメニュー:マスコバド黒砂糖
2.TRONCONE(埼玉県所沢市)フェアトレードメニュー:ドルチェ(チョコレート)
3.サスティナブルキッチンROSY(東京都千代田区)フェアトレードメニュー:スパイス
4.レストランL’EAU(東京都港区)フェアトレードメニュー:スパイス・ハーブ
5.OPPLA’! DA GTALIA(東京都練馬区)フェアトレードメニュー:茶、スパイス・ハーブ
6.福山オリエンタルホテルモンローズ(広島県福山市)フェアトレードメニュー:茶、カカオ(チョコレート)、
スパイス・ハーブ

7.haishop cafe横浜(神奈川県横浜市)フェアトレードメニュー:コーヒー、バナナ
8.KITCHEN MANE(神奈川県横浜市)フェアトレードメニュー:コーヒー、その他
9.haishop cafe渋谷スクランブルスクエア店(東京都渋谷区)フェアトレードメニュー:コーヒー、バナナ
10.イタリアンバール Dari(神奈川県厚木市)フェアトレードメニュー:砂糖、ワイン、はちみつ
11.フィーコディンディア(神奈川県厚木市)フェアトレードメニュー:茶、スパイス・ハーブ、砂糖
12.BOTTEGA BLU.(兵庫県芦屋市)フェアトレードメニュー:カカオ(チョコレート)、砂糖、ワイン
13.ピッツェリア・ジターリア・ダ・フィリッポ(東京都練馬区)フェアトレードメニュー:コーヒー、バニラ
14.サンス・エ・サヴール(東京都千代田区)フェアトレードメニュー:コーヒー、バナナ
15.BAR 芦屋日記(兵庫県芦屋市)フェアトレードメニュー:コーヒー
16.イタリア食堂ヴェッキオ・トラム(栃木県塩谷郡)フェアトレードメニュー:スパイス(ペッパー)
17.Graal(宮城県仙台市)フェアトレードメニュー:バナナ
18.pizzeria selvaggio(愛媛県北宇和郡)フェアトレードメニュー:カカオ(チョコレート)、スパイス・ハーブ
19.pizza.肉.ワイン.イルフォルノドーロ(熊本県熊本市)フェアトレードメニュー:カカオ(チョコレート)
20.ニセコチセガーデン/レストラン817(北海道虻田郡ニセコ町)フェアトレードメニュー:コーヒー、スパイス・ハーブ
21.PIZZERIA DA MAKI(群馬県桐生市)フェアトレードメニュー:スパイス・ハーブ、ワイン
22.エシカル・タイム(北海道札幌市)フェアトレードメニュー:コーヒー、茶、カカオ(チョコレート)、スパイス・ハーブ、砂糖、バナナ、ワイン
 (順不同)

 またこのキャンペーンに賛同してくださったSRA-J加盟店舗の料理を一部ご紹介します!

これを機会にフェアトレードの認識がより広がりますように!



haishopcafe渋谷スクランブルスクエア

東京都渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア7F 

 多種多様な人たちが集まる渋谷の街だからこそ誰もが笑顔になる美味しいものをご用意。体に優しいのはもちろん、ヴィーガンやベジタリアンその他様々な価値観を尊重し、地球の未来を共に考えたいと思っています

 【フェアトレードメニュー/価格】
2050年コーヒー/価格はお客様が自由に決める
フェアトレードチョコレートスムージー/950円(税込)
ソイバナナスムージー/183杯/900円(税込)
フェアトレードバナナアイスクリーム/660円(税込)

【メニューの内容】
スムージー・アイス

【使用フェアトレード食材】
フェアトレードチョコレート・フェアトレードバナナ・フェアトレードコーヒー

【アクション数】
396act

haishopcafe横浜店

神奈川県横浜市中区海岸通5丁目25番3  

食のサステナビリティ推進を目的として半径80km以内で収穫された規格外を含む無農薬栽培の野菜を使用し8割のメニューをヴィーガン対応に週末限定で農家の方が大切に育てられたお野菜を販売するhaishop marketも開催しています

 【フェアトレードメニュー/価格】
フェアトレードコーヒー 約550円
※ラテ、全てのサイズを含むため概算金額

【メニューの内容】
コーヒー、エスプレッソ

【使用フェアトレード食材】
フェアトレード認証のコーヒー豆を使用

【アクション数】
529act

KITCHENMANE

神奈川県横浜市中区海岸通5丁目25番3 

わたしたちは、地産地消や旬の食材の推進、アニマルウェルフェア(動物福祉)フェアトレードなどの「調達」、地域コミュニティへの支援などの「社会」リデュース・リユース・リサイクルの推進、食品ロス削減などの「環境」の3つの分野において、社会課題の本質を捉え、小さな行動を大切にしています。

【フェアトレードメニュー/価格】
ヴィーガンハンバーグ/7,700円(コース料金です)

【メニューの内容】
大豆ミートを使用したハンバーグにフェアトレードスパイスを使用

【使用フェアトレード食材】
フェアトレードブラックペッパー

【アクション数】
25act

L’EAU

東京都港区南青山2-14-14 南青山KFKビルB1F

 “L’EAU”(ロー)とはフランス語で水を意味する言葉です。

日本の素晴らしい食材を育ててくれる生産者の方々、 料理を召し上がってくださるお客様。 皆様方と「人と水」の様に寄り添いセビアン(いいね)と 感じて頂きたい清水崇充の想いを込めて。

厳選された食材を用いた旬の料理や、 細やかなサービスで心地よい空間をお届けします。

東京から新たに発信するL’EAUからの想いを 皆さまに感じていただけますように。

【フェアトレードメニュー/価格 】

ディナーコース /15,000円

【メニューの内容】

紀州鴨のロースト

【使用フェアトレード食材】

S&B ORGANIC SPICE 袋入り有機ブラックペッパー

【アクション数】

5act

イタリアンバール Dari

神奈川県厚木市旭町1-24-5

地域に愛されるお店を目指して地産地消を志し、厚木の野菜、相模豚や卵などの食材を使ったイタリアンを中心としたカジュアルレストランです。こだわりは季節の旬のものを提供し、お客様に元気になってもらう料理を作っていることです。

【フェアトレードメニュー/価格】
フェアトレードハチミツをかけたクアトロフォルマッジ /1490円

【メニューの内容】
4種類のチーズ(モッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、タレッジョチーズ、パルミジャーノレッジャーノ)をたっぷり使った、北海道産小麦の自家製ピッツァ生地を焼き上げました。

【使用フェアトレード食材】
アルゼンチン産 ハチミツ

【アクション数】
未回答

Pizza . 肉.ワイン.イルフォルノドーロ

熊本市中央区手取本町3-9-1 

熊本市のトラットリアです。ナポリピザと手打ちの生パスタ、オーナー自ら狩猟してくるジビエ料理など、ワインはナチュラルワインを主にイタリア全域のワインを取り揃えてます!

【フェアトレードメニュー/価格】
カオカのクーベルチュールのチョコレートケーキ/480円税別

【メニューの内容】
 カオカのクーベルチュールのチョコレートケーキ

【使用フェアトレード食材】
カオカ

【アクション数】
未回答

イタリア食堂 ヴェッキオ・トラム

栃木県塩谷郡高根沢町石末1785

当店は、栃木の恵まれた資源を活用して、農産物をメインにした栃木県産の食材をたっぷり使用し、地元高根沢町の魅力、栃木県の魅力を発信し、『地域に役立つレストラン』をコンセプトに運営しています。

【フェアトレードメニュー/価格】
真鰯とピンクペッパーのマリネ パプリカ(栃木産)のペペロナータ添え/990円(税込)

【メニューの内容】
真鰯を塩とピンクペッパーでマリネをして、アップルビネガーで酢締めしました。

【使用フェアトレード食材】
マダガスカル産のオーガニックピンクペッパー

【アクション数】
未回答

PIZZERIA GTALIA DA FILLIPPO

東京都練馬区石神井町2丁目13−5

フィリッポは、地元の食材と人を大切にし、地元住民に愛される、東京都練馬区のピッツェリアです。地元の白石農園から頂くアスパラガスや練馬大根、東京苺の加藤さんの作る石神井を代表する苺、北海道の小麦の歴史を集結させてできた小麦など、全ての食材にたくさんのストーリーをのせてピッツァを作っています。土を耕し、気候の変化と戦いながら、一生懸命作ってくれた食材を、その想いとともにお客様に届ける橋渡し役として、レストランは存在します。日本各地の優れた生産者に光が当たり100年後も練馬をはじめ日本各地で伝統食材が輝き生産者が笑顔で溢れていてほしい。日本の生産者と食文化を守るために、共感しあう人たちと協力しながら、フィリッポは毎日元気に活動をしていきます。 

【フェアトレードメニュー/内容】
⚪︎牛ホホ肉の赤ワインとフェアトレードペッパー煮込みの「ペポーゾ」
⚪︎フェアトレードバニラビーンズを使ったパンナコッタ
⚪︎フェアトレードコーヒー

【使用フェアトレード食材】
コーヒー、バニラ

BOTTEGA BLU.

兵庫県芦屋市船戸町3-27

FOOD MADE GOOD 2022 大賞受賞。兵庫県芦屋市、JR芦屋駅から徒歩1分の駅近なのに隠れ家的なボッテガブルー。地産地消でこだわり抜いた食材を使用した本格派イタリア料理を楽しめるお店。フードロスや、ベジブロスなど余す所なく全て食材を使い切り、お客様の好みに寄り添ったお料理の提供を心がけています。

【フェアトレードメニュー/価格】
ワイン会1万円
ランチ5500円
ディナー9600円

【メニューの内容】
生チョコのドルチェ
フェアトレードのワイン会
パスタや、メイン料理
食後のドリンク

【使用フェアトレード食材】
チョコレート、胡椒、ワイン、コーヒー、紅茶

【アクション数】
生チョコのデザート30
胡椒を使用したパスタやメイン料理120
ワインやコーヒーのドリンク

12 + 5 =

レストランにサステナビリティ認証が必要な理由とは?

レストランにサステナビリティ認証が必要な理由とは?

 

ホスピタリティ業界にとって、新たに改訂されたFood Made Goodスタンダードが、今まさに必要なものである理由を、英国サステイナブル・レストラン協会のマネージング・ディレクターのジュリアン・カイウエット・ノーブルが説明します。

気候変動が深刻な状況にある今、いたるところでサステナビリティに関する議論があり、環境マークや環境保護に関する賞の数は日々増えています。何か行動を起こさなければならないというプレッシャーが高まる中、何から手をつければいいのか分からないということもあるでしょう。そして、「なぜFood Made Goodのような認証が必要なのか?」と疑問に思うのも当然です。

そもそも、世の中のサステナビリティ認証の中には透明性のある基準に基づいていないもの多数存在するため、メニューにそのような認証の格付け評価を記載したとしても、必ずしも意味のある影響を及ぼしているとは言えません。シェフたち自身は素晴らしいことをしていたとしても、実際にどのような取り組みをしたのかについての透明性は全くありません。進捗状況を正確に測定する方法がなければ、このような認証は無意味です。透明性なくして持続可能性というものはありません。



採用の先駆者

 

 

 

 

業界そのものを理解することは非常に重要です。あらゆる業界に適用可能で、大局的なESG目標に焦点を当てた認証には、ホスピタリティの要素を欠いている場合が多くあります。レストランは非常に多忙で、あらゆる方向からプレッシャーがかかる環境の中で経営しています。彼らに必要なのは、「とにかく、あなたの店を脱炭素化せよ!」という、一見克服不可能に見える大きなミッションを、日々の業務に組み込める具体的な行動に落とし込むことです。脱炭素化は単なる一例ですが、エネルギー使用量の削減、食品廃棄物の管理、正しいメニューの選択といった小さなタスクに細分化すれば、より管理しやすくなります。

 もうひとつ考慮すべき重要な点は、測定すべき指標は炭素だけではないということです。誤解のないように言いますが、脱炭素化は極めて重要です。しかし、サステナビリティとはもっと幅広い話です。CO2のことだけでなく、全体的であらゆる角度からのアプローチに移行することは、より意味のある影響を与える方法であり、私たちが問題を先送りして、別の危機に見舞われるようなことにならないための基本的な方法です。私たちは、人類のことを第一に考え、将来にわたって安全かつ責任ある事業を展開するための、先進的で強靭なビジネスを構築する必要があります。

 もう一つ考えるべき非常に大きな側面は、私たちの業界の社会的影響です。環境問題に緊急性が集中するあまり(それは当然のことですが)、ESGの「S(社会)」は忘れられがちです。スタッフの待遇の悪さは、長い間、ホスピタリティ業界の知られたくない秘密でした。人と人柄で成り立つ業界であり、そして経済に大きな影響を持つこの業界で、ニューノーマルを定義することが極めて重要です。この点について、弁解の余地はありません。ダイバーシティと公平性、ワーク・ライフ・バランス、いじめやハラスメントを決して許さない、妥当な報酬というものは、どのレストランにおいてもサステナビリティの目標に含まれているべきです。レストランはまた、人々が集まり、その地域の文化を表現するのに役立つ場所として、地域社会でかけがえのない役割を果たしています。地域社会との関わりは、持続可能なレストランであるための重要な要素です。

 この状況が緊急であることは、議論の余地はありません。サステナビリティはもやは選択肢ではなく、必須事項です。今こそ変革の時です。このことを念頭に置き、サステイナブル・レストラン協会は、飲食店向けの総合的かつ実践的なサステイナビリティ認証であるFood Made Goodレーティングをスタンダードとしてリニューアルしました。

 新しいFood Made Good スタンダードは、世界中どこでも適用可能でアクセスしやすいものとなっており、世界中のレストランが登録して、実際にサステナビリティの取り組みへの具体的な一歩を踏み出すことができるようになりました。私たちは、レストラン経営者ができるだけ簡単に作業できるように、使いやすい新しいプラットフォームも用意しました。Food Made Goodスタンダードは、どんなレストランにとっても重要な進歩であり、その実践をより分かりやすく伝え、継続的な改善の手順に導くものです。

 世の中にはたくさんのソリューションがありますが、Food Made Good スタンダードは唯一、ホスピタリティ業界のニーズに特化して作られたものです。私たちは、レストランが現在どのような状況にあり、どこに向かうべきかを理解し、そこに到達するためのロードマップを提供することができます。高級レストランでもチェーン店であっても、 FMGスタンダードは、すべての人々にとって持続可能な未来を築くために、あなたのレストランが果たすことができる役割を、既存のオペレーションの中でどのように実践できるか、現実的で具体的な行動を提案することができるのです。 

  参照記事:https://thesra.org/news-insights/insights/why-restaurants-need-a-sustainability-accreditation-thats-just-for-them/

https://www.restaurantonline.co.uk/Article/2023/06/20/sustainability-accreditation-for-restaurants-juliane-caillouette-noble

 

 

英国サステイナブル・レストラン協会がBONIVIRI(イタリア)とのパートナーシップを発表

英国サステイナブル・レストラン協会がBONIVIRI(イタリア)とのパートナーシップを発表

BONIVIRI は2020年に設立されたイタリアの公益法人です。彼らのミッションは、地元の小規模農家を支援して、彼らが生産から販売までのすべての段階で持続可能性に取り組むことができるように助け、また、シェフや卸売業者、消費者などの顧客が持続可能で健康に良く、最高品質の食品を探すことができるように支援することです。 BONIVIRI は、世界のベストレストラン50 によって、美食の分野で最も影響力のある世界的なイニシアチブの「50 Next」に選出されました。

BONIVIRIは、高品質の食品を開発するためにイタリアの小規模農家の企業14社のネットワークを構築しました。その一方で、持続可能で高品質の食材を探すレストランなどの顧客をサポートするコンサルティング業務を行なっています。また、企業の贈答品や福利厚生として、革新的で社会的価値の高いソリューションを作り出しています。

BONIVIRI のモットーは 「Eat well doing good(良いものを食べ、良いことをする)」です。これは、生活者が食品を購入するとき、それはただ栄養補給のためではなく、特定の経済やビジネスの方法に対して価値を配分している、というコンセプトを表現しています。BONIVIRIは、おいしく食べることが、食材の原産地や持続可能性、そしてその背景にある人々のストーリーに注意を向けることで、良いことができると信じています。 

英国サステイナブル・レストラン協会は、2023年6月にBONIVIRI をグローバル・パートナーとして迎えました。このパートナーシップの目的は、イタリア全土のレストラン経営者、食品飲料マネージャーやシェフがサステナビリティの取り組みを実施・改善できるように助け、食料システムの主要な問題を解決できるよう支援することと、Food Made Goodスタンダードをイタリアで広めることです。

参照記事:https://thesra.org/about-us/our-global-network/italy/