一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)は、1つのテーマについて、様々なシェフたちの考えやアプローチを掘り下げることで、多面的に捉える「Creative Chefs Box」シリーズを実施します。ゲストには、飲食事業におけるサステナビリティをクリエイティブな方法で推進する、SRA-Jのメンバーレストランのシェフを迎えます。
2021年4月13日(火)に開催する第二回目のテーマは「地方(ローカル)から発信する食」について。
食のサプライチェーンをみてみると、飲食店は都心部に集中している一方で、畑は地方に広がっており、食べ手と生産者の距離が遠いことが課題となっています。
FOOD MADE GOODのレーティング指標では『地産地消と旬の食材の推進』『地域コミュニティへの支援』といった項目があるように、持続可能な食の未来を考える上で重要なキーワードは『地域(ローカル)』であり、この点においては深い議論が必要になるでしょう。
今回は愛媛の田舎町でレストラン(ピッツェリア)セルバッジオを監修する岩澤正和氏より、「地方に秘めた食の可能性」についてお話ししていただきます。
また、FAROからエグゼクティブシェフの能田耕太郎氏とシェフパティシエの加藤峰子氏、ONODERA GROUPエグゼクティブシェフの杉浦仁志氏をお招きし、都市と地方の両面からみた持続可能な食のあり方を考えていきます。
たくさんのご参加をお待ちしています!
日時:2021年4月13日(火)15:00~16:00
場所:ZOOMを使用した開催となります。また、後日SRA-J公式YouTubeチャネルにてアーカイブ配信いたします。
内容:
15:00- SRAの紹介
15:10- メインシェフ岩澤シェフより「人口270人の限界集落の田舎町でレストランをオープン!?地方に秘めた食の可能性」
15:30- ゲストシェフより「都市と地方両面から見た持続可能な食のあり方」
15:50- Q&A
登壇者:
●PIZZERIA GTALIA DA FIlLIPPO 代表 岩澤正和氏
●ONODERA GROUP エグゼクティブシェフ 杉浦仁志氏
●FARO エグゼクティブシェフ 能田耕太郎氏
●FARO シェフパティシエ 加藤峰子氏
● 一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会 代表理事 下田屋毅
こんな方におすすめ:
● 飲食業界に携わる方
● 飲サステナビリティの重要性を理解したい方、実際に取り組みが知りたい方
● トップシェフのクリエイティビティに関心がある方
お申込み:下記Peatixページからお申込みをお願いいたします。
https://foodmadegood-ccb-no2.peatix.com/
会費:無料(寄付つきチケットもご用意しています)
※賜ったご寄付は、一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会を通じて、サステナブルな取り組みの普及・推進のため大切に活用させていただきます。
お問合せ先:info@foodmadegood.jp
主催:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
登壇者プロフィール:
PIZZERIA GTALIA DA FIlLIPPO 代表 岩澤正和氏
1979年生まれ。高校卒業後2002年フランスで修行したのちイタリアへ。帰国後ピッツエリア&バール<サルヴァトーレクオモ>を経て2012年東京都練馬区の石神井公園駅前にナポリピザ専門店「ピッツエリア ジターリア ダ フィリッポ」をオープン。数々の受賞歴を誇り、 2006年にはピッツァ世界コンペティション2006テクニカル部門最優秀賞を受賞して世界1位に。同店では世界ナポリピッツア選手権にて世界1位を獲得したマルゲリータが味わえる。また、EUの基準に合わせた小麦粉の開発や地元の食材を使った唯一無二のピザを作っている。2020年〜愛媛県『森の国』の食の監修を行い、日本の地方から持続可能な食文化を創るための活動を行っている。
ONODERA GROUPエグゼクティブシェフ/LEOC執行役員 杉浦仁志氏
1976年大阪府生まれ。東京や大阪のレストランで研鑽を積んだのち、2009年に渡米。全米でスペシャリティーレストランを展開する「PATINA RESTRANT GROUP」創業者、ジョアキム・スプリチャル氏に師事。エミー賞授賞式やティファニー本店、ハリウッドボウル会場での食事提供に携わる。2014年からは2年連続で、国連日本代表団レセプションパーティーにてエグゼクティブシェフを担当。2017年にはイタリア・ミラノで開催された世界大会「THE VEGETARIAN CHANCE」にてベスト8シェフに選出され、2019年には第1回「ベジタリアンアワード2019」にて料理人賞を授賞するなど、受賞歴多数。LEOC主催「1000 VEGAN PROJECT」メニュー監修を務める。
FARO エグゼクティブシェフ 能田耕太郎氏
愛媛県生まれ。1999年に渡伊。2007年までイタリアの名店で修業を積み、その後、現地でシェフとして活躍。2013年、「ノーマ」(コペンハーゲン)など最高峰の北欧料理店での研修を経て再びイタリアへ。自身が共同経営するローマの「bistrot64」では、ネオビストロのスタイルで人気を支える。2016年11月『ミシュランガイド・イタリア 2017』 にて二度目の一つ星を獲得。イタリア料理のシェフとして二度の評価を得るに至った初の日本人となる。2017年には「テイスト・ザ・ワールド(アブダビ)」の最終コンペティションにローマ代表として出場し優勝。「ファロ」では、風情や旬を大切にする日本文化の中、イタリアで培ってきたことを東京・銀座で発揮し、自身の感性とチーム力で“お客さまが楽しむレストラン”を創り上げていく。「ミシュランガイド・東京 2021」にて一つ星を獲得。
FARO シェフパティシエ 加藤峰子氏
東京都生まれ。デザイン、美術、現代アートやモノづくりに興味を持ち、食の分野からパン・お菓子の道を選び進む。約10年間、「イル ルオゴ ディ アイモ エ ナディア」「イル・マルケジーノ」「マンダリンオリエンタルミラノ」(ミラノ)、「オステリア・フランチェスカーナ」(モデナ)など、イタリアの名立たるミシュラン星獲得店にてペイストリーシェフを勤める。「エノテカ・ピンキオーリ」(フィレンツェ)のチョコレート部門を経験。「ファロ」では、旅するように“特別な体験として脳裏に残るようなレストラン”を目指し、日本の自然や和のハーブをリスペクトしたデザートを提案。自家製酵母など原材料からこだわりメニュー開発に取り組む。
【本件に関するお問い合わせ】
会社名:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
担当者:樋口 実沙
E-Mail:info@foodmadegood.jp
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