
2025年3月31日(月)、一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会の定期総会が開催され、日本料理 富成(石川県輪島市)の冨成寿明氏が、理事に選任されました。
冨成寿明氏 ご経歴
山で山菜を採り、海や川で魚を釣り、父と料理することが楽しみだった幼少期。料理人の道に進むため大阪の専門学校を卒業後、大阪の料亭や京都のホテルで修行。その後、地元の輪島に戻り、2008年に父親の仕出し店を継ぐ。2013年「日本料理 富成」に業態を変更。2018年には「町野川再生プロジェクト」を立ち上げ、環境保全や地域活性化の取り組みも精力的に行ってきた。「ミシュランガイド北陸2021」1つ星&グリーンスターを獲得。2024年1月、令和6年能登半島地震、9月 令和6年奥能登豪雨に被災し、7月末まで炊き出しを続ける。現在は、イベントや講演活動を行いながら、事業の再開を模索している。
冨成寿明氏 理事就任にあたってのメッセージ
能登半島地震・能登豪雨の際、ご支援を頂き、感謝の想いでいっぱいです。誠にありがとうございます。
自然豊かな能登で料理をしていると、地球温暖化や環境問題をすごく感じます。SRAJに加盟する以前から、なんとかしたいと、料理だけでなく保全活動などサステナビリティなお店づくりを自分たちなりに頑張ってきました。
ですが、協会に加盟してレーティングを実施した際、こんなに足りないことがあったのかと、ショックを受けました。
4年経ち、学ぶこと実践することの大切さを日々実感しております。
地方だからこそ、能登だからこそできる事を実践し、「自分の理想のお店づくり」を進めていきます。それが、理事としての責任であり、協会に貢献できる事だと思っております。
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