【9/29 開催】井出留美氏と考える「食品ロス」セミナー&交流会

【9/29 開催】井出留美氏と考える「食品ロス」セミナー&交流会

10月の食品ロス削減月間に先駆け、「食品ロス」の専門家であるジャーナリストの井出留美氏を講師にお招きし、「食品ロス」をテーマにした交流会つきセミナーイベントを開催いたします。

食品ロスとは何か?その現状と課題

「食品ロス」とは、本来食べられる食品を廃棄してしまうことを指します。
FAO(国連食糧農業機関)によると、「食品ロス(Food Loss)」は、収穫後から小売の直前までのフードサプライチェーンの途上で発生する、まだ食べられる食品の喪失を意味します。
さらに、日本では、小売業や外食産業、家庭から発生する食品の廃棄である「フードウェイスト(食品廃棄物)」を含めて「食品ロス」と呼ぶのが一般的であると、井出氏。

環境省食品ロスポータルサイトの最新データによると、2023年度の食品ロス発生量は約464万トンと推計され、そのうち家庭系が約233万トン、事業系が約231万トンを占めます。
食品ロス発生量の合計は、2017年の約612万トンと比較して、この6年間で24%減と大幅に改善されている一方、事業系の食品ロスは約328万トンから約42%増加しています。

この事実を踏まえ、私たちはどのような行動がこの状況の改善につながるのでしょうか。

飲食店・外食産業に求められる役割と最新事例

今回のセミナーでは、飲食店や外食産業に関わる方々に向けて、食品ロスの基礎的な知識と国内外の最新事例をお伝えします。飲食業界が食品ロス削減のために何ができるのか、考えるきっかけを掴んでいただけたら幸いです。
外食産業、飲食業以外の方でも、食はすべての人に関わる話題です。このテーマに関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

美味しく楽しく「もったいない」を考える交流会

井出氏のセミナー後には、「もったいない」をテーマにした美味しいお料理を楽しみながら交流できる会を設けています。
フードは、サステナブルな料理で話題の、SRAジャパン加盟店であり、FOOD MADE GOODアワード初代大賞受賞店である「とれたて魚と野菜の小料理KIGI」様にご担当いただきます。見た目も美しい工夫に溢れるフードをどうぞお楽しみください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


開催概要

日時: 2025年9月29日(月)18:00~21:00
場所: とれたて魚と野菜の小料理KIGI
お申込み: Peatixからお申込みをお願いいたします。
参加費: 3,000円(セミナー受講、軽食&ドリンクチケットつき)
お問合せ先: info@foodmadegood.jp
主催: 一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会


登壇者プロフィール:

食品ロス問題ジャーナリスト 井出留美氏

食品ロス問題ジャーナリスト。博士(栄養学)、修士(農学)。
ライオン株式会社研究職、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等を歴任。
3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した株式会社office3.11を設立。
食品ロス削減推進法成立に協力。Champions12.3メンバー。食品ロスを全国的注目レベルにまでしたとして第2回食生活ジャーナリスト大賞/Yahooニュース個人オーサーアワード2018受賞。著書に『賞味期限のウソ』など。


共催: 株式会社Innovation Design
協力: 環境ビジネスプラス、一般社団法人サステナブル・ラベル協会
食材協力: 有限会社クックたかくら、株式会社MINATO

イベント当日に撮影された写真等は広報に使用させていただく場合がございますことをご了承ください。

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SRAジャパン代表下田屋が、サステナブル観光の国際会議「GSTC2025」に登壇

SRAジャパン代表下田屋が、サステナブル観光の国際会議「GSTC2025」に登壇

2025年8月6日、SRAジャパン代表の下田屋が、フィジーで開催されたサステナブル観光の国際会議「GSTC2025(Global Sustainable Tourism Conference)」に登壇しました。「持続可能なガストロノミーと観光」をテーマに、料理人がサステナブルな観光をどのように後押しできるかについて講演を行いました。

シェフが未来の扉を開く:講演の主な内容

下田屋は、多くの旅が「食」の体験から始まることに着目し、シェフや料理人が持続可能な未来への扉を開く重要な存在であると強調しました。講演では、料理人自身が環境や社会課題への理解を深め、日々の実践へと繋げるための具体的な方法を提言しました。

1. グローバル基準「FOOD MADE GOOD スタンダード」の重要性
SRAが世界的に推進する評価基準の概要を説明し、シェフがサステナビリティを体系的に学び、実践するための羅針盤となることの重要性を伝えました。

2. 日本発の「シェフズ・サステナビリティ・マニフェスト」の紹介
日本で広がるシェフたちの誓いをムーブメントとして紹介し、この理念に賛同する仲間を国際的に募りました。さらに、この取り組みを日本から世界へ広げ、観光の国際基準であるGSTC基準と連携していくことを提案しました。

GSTCとの連携について

主催団体であるGSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム・カウンシル)は、持続可能な旅行・観光における世界的な認証基準を管理・運営する国際非営利団体です。SRAジャパン代表の下田屋は、GSTCの飲食(Food & Beverage)基準に関する諮問グループのメンバーも務めており、専門的な助言を行っています。

当協会は、今後も食の分野からサステナブルな観光の発展に貢献してまいります。

GSTC2025カンファレンスのスピーカー一覧はこちら
https://www.gstc.org/gstc2025fiji/speakers

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「食のキャピトル、サステナブル ~未来へつなぐ一皿を~」を開催

「食のキャピトル、サステナブル ~未来へつなぐ一皿を~」を開催

2025年7月29日、ザ・キャピトルホテル 東急にて、プレス関係者向けの懇親会「食のキャピトル、サステナブル ~未来へつなぐ一皿を~」が開催されました。

本イベントは、当協会との連携のもと2022年より続く企画「サステナブル テーブル」の一環で、開業15周年という節目に「15年目の挑戦──変わらぬおいしさ、進化する食のかたち」というテーマが掲げられました。

当日は、テーマを体現する数々の料理が披露されました。規格外野菜を色彩豊かなアミューズに仕立てた一皿や、倉庫に眠っていた食材をアップサイクルした一品は、食品ロス削減への具体的なアプローチとして大きな関心を集めました。

さらに、当協会主催の「未来のレシピコンテスト」で最優秀賞に輝いた学生のアイデアを、ホテルのトップシェフが形にした特別な一皿も登場。若い世代の斬新な視点と卓越した技術が融合したこの料理は、まさに「未来へつなぐ一皿」となりました。

ウェブメディア「Life Hugger」様のレポート記事では、曽我部総料理長の想いや各料理に込められたストーリーがさらに詳しく紹介されています。ぜひ記事をご覧いただき、サステナブルな美食の世界をご体感ください。

▼Life Hugger様によるイベントレポート全文はこちら
https://lifehugger.jp/…/sraj-sustainable-table-the…/

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