Creative Chefs Box 2030
VOL.2
2030年の食の未来を思い描いて「問い」を立ててみよう
混沌とする世界情勢の中で、分岐点といわれる2030年の食の未来はどうあって欲しいと願いますか?
第2回「Creative Chefs Box 2030」は、料理人としての「問い」から、未来のレシピを考えていただきます。
10月16日の「世界食料デー」にはファイナリストを発表。
サステナブルな未来の分岐点といわれる2030年。日本政府が温室効果ガスの46%削減を掲げた達成期限の年であり、国連が採択した持続可能な開発目標「SDGs」の最終年でもあります。
さらに、2022年のロシアのウクライナ侵攻により混沌とする世界情勢の中で、食の安全保障が揺らいでいる中で、私たちに何ができるでしょうか?
2回目の開催となる「Creative Chefs Box 2030」では、次世代の料理人たちが、食材や、それらを取り巻く環境や社会に対して「問い」を立て、未来のレシピを考えていただきます。
応募対象者
ミレニアル世代(1980年生まれ)以下の、シェフまたは調理師専門学校生
(飲食店・宿泊施設に従事する料理人の他、
出張料理人、料理研究家、調理学校講師なども含む)
心を動かす「問い」の設定
2030年の食の未来に向けた、料理人としての「問い」
「問い」の例:90%以上が獲りすぎの状態にあり、危機的な状況にあるといわれる水産資源。「お寿司が消える日」が来るかもしれない?とも危惧される中で、「どうすれば、未来に美味しいお寿司の文化を残せるのか?」という問いに対して「未利用魚とお野菜のお寿司」を提案。

加点条件
以下の条件を満たす場合、評価に加点

食料の無駄をなくす(食品ロス削減)

より多くの野菜を使用(プラントベース)

低カーボンフットプリント

ベターミートの使用

地産地消と旬の食材の推進

水産資源や生態系の保全に配慮した魚介類の使用
評価ポイント
サステナビリティ
「変える力」
クリエイティビティ
「伝える力」
見た目
「魅了する力」

従来までの調理方法に対して、どのくらいサステナブルか

ストーリー性、メッセージ性に優れているか

調理テクニックが伴っているか、盛り付けが魅力的か
未来の食のスタンダード?レシピのCO2排出量も測定
ファイナリストのレシピのCO2排出量を測定
カーボンニュートラルの実現に向け、2030年までに「カーボン価値(良好なる炭素循環)を実感できる社会の実現」を目指す、一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下「SuMPO」)の協賛のもと、LCA手法を用い、ファイナリストのレシピのCO2排出量を測定します。
コンテストを通じて、人間の健康バロメータとして開発された食物カロリー同様、地球の健康バロメータとして「炭素(CO2の排出)」を一般生活者の生活の中で触れ、実感し、意識できる機会を提供します。

応募スケジュール
応募締め切りは9月30日(金)まで
10月16日(日)の世界食料デーに特設サイトでファイナリストのレシピを発表します
応募期間
9月16日(金)
〜9月30日(金)
ファイナリスト審査
10月2日(日)
〜10月15日(土)
ファイナリスト発表
10月16日(日)
世界食料デー
優秀レシピ発表
10月24日(月)
世界開発情報の日
審査員と表彰について
以下の3つの優秀賞をご用意しています
最優秀賞
SRA-J、FOOD MADE GOODアンバサダー、下記審査員の得点を総合して選出します
MATSURI賞
.png)
「藻を基盤とした社会」を構築する「MATSURI」プロジェクトを運営する、ちとせグループ創業者 兼 CEOで、内閣官房バイオ戦略有識者でもある藤田 朋宏氏を審査員に迎え、「MATSURIが考える未来のレシピ」を選んでいただきます。
特別審査員賞
3名の特別審査員にご協力いただき審査をいたします。
特別審査員賞は審査員1名につき1名選出され、最大3名に授与されます。
unis(ユニ)
エグゼクティブシェフ
薬師神 陸氏

1988年、愛媛県生まれ。高校卒業後、辻調理師専門学校に進むと、卒業後は同校のフランス料理講師として5年半にわたり活躍。2014年には「SUGALABO」の立ち上げから参加し、腕を振るう。2020年12月、虎ノ門に「unis」「Social Kitchen Toranomon」をオープン。
FARO(ファロ)
エグゼクティブシェフ
能田耕太郎氏

愛媛県生まれ。1999年に渡伊。2007年までイタリアの名店で修業を積み、「ノーマ」など最高峰の北欧料理店での研修を経て再びイタリアへ。自身が共同経営するローマの「bistrot64」では、ネオビストロのスタイルで人気を支える。東京・銀座で「ファロ」では「ミシュランガイド・東京 2021」にて一つ星を獲得。「ミシュランガイド・東京2022」にてグリーンスターを獲得。
日本料理 富成(とみなり)
オーナーシェフ
冨成寿明氏

大阪の専門学校を卒業後、大阪の料亭や京都のホテルで修行。2008年に父親の仕出し店を継ぐ。2013年「日本料理 富成」に業態を変更。2018年には「町野川再生プロジェクト」を立ち上げ、環境保全や地域活性化の取り組みも精力的に行っている。「ミシュランガイド北陸2021」1つ星&グリーンスターを獲得。
研修ツアーの一例
・食料自給率の向上に繋がる山形の耕作放棄地にて循環型の自然農業で栽培した、蕎麦や地大豆、郷土野菜の収穫体験
・フードロスの削減に繋がる弾かれフルーツを活用した収穫、お料理体験
・酒蔵を巡り酒造りを体験し、蔵元と試飲会や酒粕を活用したお料理体験
・自分達で育てた地大豆から作る自家製味噌、醤油、納豆、塩麹、漬物、キムチ等々の発酵食作り
・地元の湧水と弾かれフルーツを活用したフルーツサワー、フルーツカキ氷、フルーツジェラート作り
諸条件
*日程や研修ツアー内容などの詳細は受賞決定後要相談。対象期間は2023年6月末までとなります。
*新型コロナウイルス対応および繁忙期等の理由で全てのご希望に添えない場合がございます。
*受賞者ご本人の公共交通機関(新幹線もしくは飛行機)での往復にかかる費用は弊協会が負担いたします。(領収書がない場合は無効)
なお、上記以外にかかる費用に関しては全額ご自身でご負担いただきます。
*受賞者が未成年者の場合は保護者の同意が必要となります。また本副賞(1名)以外の同伴者の宿泊費及び飲食費については、全額ご自身でご負担いただきます。
優秀賞
macaroniへのレシピ記事掲載
協賛団体
.png)


後援団体

企画協力
関連イベント開催

関連イベント開催

関連イベント開催

広報

関連イベント
9月16日(金)14:30〜配信
応募開始記念!概要説明イベント
「CO2を見える化!未来のレシピのあり方を考える」ウェビナー