サステナビリティに配慮したフードシステムの構築へ向けて
Sustainable FOOD System
フードシステムにおける環境汚染、人権問題等の課題は日々深刻さを増しています。
そのなかで飲食店がサステナビリティのリーダーシップを取ることで、
飲食店自身、生産者、消費者、そしてフードシステム全体を持続可能にする循環が生まれます。
日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)は、フードサービス業界をより持続可能にするために飲食店、サプライヤー、消費者等への普及啓発に尽力します。
21世紀初めに、私たちのフードシステムは問題があることが分かってきています。 私たちが食料を生産、消費、廃棄する方法は、気候変動から森林破壊、生物多様性の損失、肥満、貧困、強制労働、水不足、海洋プラスチック汚染まで、これらの問題を助長している要因として認識されています。
飲食店・レストランなどフードサービスの関係者として、私たちの働き方、私たちが選ぶ野菜、果物、お魚、お肉、また調味料や飲み物に関して私たちが行う選択が、地球環境問題や人権・労働問題などを助長しているのか、それともサポートしているのかを決定するのです。
そして、私たちは消費者として、私たちが選択する飲食店・レストランがその運営を通して、地産地消、アニマルウェルフェアへの配慮、再生可能エネルギーの使用による二酸化炭素排出量削減、フェアトレードやスタッフのディーセントワークの推進を行い、私たちが憂慮している地球環境問題や人権・労働問題の解決につながることを望んでいます。
しかし飲食店・レストランの関係者として、また消費者として、現代におけるフードシステムが複雑であることもあり、サステナビリティの観点から良い選択をすることは簡単ではないかもしれません。
そこで日本サステイナブル・レストラン協会は、この地球環境問題や人権・労働問題などのサステナビリティの課題解決に貢献しようと努力し、常日頃サステナビリティに配慮した食事を提供している飲食店・レストラン、またサプライヤーの皆様をサポートするためのメンバーシッププログラムを提供し、消費者にもその取り組みがわかるものとしても提供をしています。
このFood Made Goodプログラムは、英国を中心に世界で活用されて初めています。
Our Mission
私たちは、フードサービス業界のビジネスが、よりサステナブルに運営できるようにサポートし、サステナブルなフードシステムの構築に貢献します。