ハッピーマウンテン(長野県根羽村)
高校生の頃、畜舎飼いの動物を見て「自分ならもっと優しく飼えるのに」と思ったことがきっかけで牛飼いの道へ。
実際に牛を飼ってみると放牧事故など様々な問題に直面する。そこで山で飼われる牛たちの気持ちを知るために1年2ヶ月間牧場内でテント生活を始める。
結果「牛は牛らしく、人は人らしく、あるがままに生きる」
ことが自身の思い描くひとつの世界のかたちではないかと思うようになり、活動理念とした。
現在は365日通年で牛を放牧しながら、日々牛や様々な生き物たちから森との関わりを教えてもらいつつ、共に生きるとはどういうことなのかを探求している。
牛飼いの傍ら苔やきのこなどを栽培したり、猟師として山をフィールドに日々駆け回っている。