FOOD MADE GOOD
日本サステイナブル・レストラン協会は、英国のSustainable Restaurant Association（SRA）と連携し、日本において立ち上げられました。英国SRAの活動は10,000店以上の飲食店・レストランなどのフードサービス業界に影響を与えてきています。私たちは、日本においてもこの素晴らしい活動を継続し、地球環境や社会へのマイナスの影響を特定・軽減し、よりプラスの影響を与えていくという野心的な計画を持っています。
私たちは、飲食店・レストラン、カフェ、居酒屋、バー、大学食堂、社員食堂、ケータリングなどの方々がリーダーシップを発揮し、消費者へのサステナビリティの啓発活動を行うとともに自身のサステナビリティを推進しリーダーシップを発揮することができるようにサポートを行うことを考え活動しています。
私たちは、次の4つの主要な方法でサステナビリティについての活動がより高い水準に到達するように、アドバイス、評価、サポートや刺激を与えることを行っていきます。
1）フードサービスのサステナビリティにおける定義や理解が得られるようにセミナーの機会や情報提供
2）英国を中心としてフードサービス業界で受け入れられ認識されている「レーティング」
3）年次でのFood Made Goodサステナビリティ・アワードでの表彰
4）オンライン・コミュニティ・プラットフォームによるサポート
食糧の生産、消費、廃棄の方法が、私たちが直面している多くのサステナビリティの課題の中心であることがますます明らかになっているため、共通のサステナビリティのフレームワークと世界的なネットワークの必要性は高まってきています。
＜飲食店・レストランに関わる環境・社会問題には次のような項目が挙げられます＞
気候変動/危機、森林破壊、生物多様性の損失、資源の枯渇、エネルギーの枯渇、水不足、海洋プラスチック汚染、フードロス、現代奴隷/強制労働/児童労働、肥満、貧困、アニマルウェルフェア….
サステナビリティのフレームワーク
このサステナビリティのフレームワークにより、飲食店・レストランなどを含むフードサービス業界が、サステナビリティに関する重要な問題を理解し、対応するための管理可能な方法を提供します。
サステナビリティに関する10項目の重要な領域は、「調達」「社会」「環境」という3つの柱に分かれており、地球上における、調達を通して提供される食品に焦点を当て、食材を育て調理し、料理を提供する人々にそれぞれ与える影響について、考慮された内容となっています。
FOOD MADE GOOD サステナビリティ・レーティング
飲食店・レストランなどフードビジネス業界の方々が、サステナビリティに関する「レーティング」を実施することで、このフレームワークの主要な10項目の領域に対して、どの程度それぞれ対処しているかを評価し進捗状況を確認することができるので、非常に重要なツールとなっています。 メンバーがオンラインの自己評価を完了すると、スコアが計算され、サステナビリティの基準を達成している飲食店・レストランがサステナビリティの1つ星、2つ星、3つ星というレーティング結果を受けることになります。 サステナビリティの取り組みに関するレーティング評価について、第三者による認定が企業に提供され、これによりあなたは、顧客、スタッフ、コミュニティ、潜在的な投資家を含むその他のステークホルダーへ示すことができます。
FOOD MADE GOOD
サステナビリティ・アワード
1年に一度、「Food Made Good アワード」という、サステナビリティの最前線にいる飲食店・レストランの個人や企業を表彰するイベントを実施いたします。サステナビリティのフレームワークの10の主要分野に関して、企業が過去12か月に実施した成功事例や模範事例、また革新的なアイデアについてもお伝えします。ノミネートされているファイナリストの取り組みは、業界の人々が模倣するための刺激的な事例についても提供します。また英国、香港、他との連携により世界の「Food Made Good アワード」の開催も検討していきます。
オンライン・コミュニティ
「Food Made Goodオンライン・コミュニティ」は、飲食店・レストランがオンライン上でつながってサステナビリティの課題の解決策を模索し、成功事例を共有します。サステナビリティに関して同じ目標を達成することを約束し、志を同じくするメンバーとのコミュニケーションを行うことができます。これは英国SRAの既に取り組みを進めている飲食店・レストランの方々とのオンラインコミュニティでの交流、また日本のメンバーとの日本特有の課題に関してオンライン・コミュニティにおいて、それぞれレストランのサステナビリティの強みを活用してその情報を共有するとともに、取り組みを進める上で苦労している課題について解決策を探るスレッドを立ち上げ、一緒に取り組みを行っていくことができます。
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